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1.2TBプラッタで変わる!? 3.5インチHDDのトレンド 第2回

6TBモデルも測定! 今注目すべき大容量HDD 6機種を大検証!

2014年08月06日 12時00分更新

文● タトラエディット

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すべてのベンチ結果を比較!
性能と消費電力のバランスに優れた新型のHDD

最大消費電力の比較

最大消費電力の比較

最小消費電力の比較

最小消費電力の比較

シーケンシャルアクセスの比較

シーケンシャルアクセスの比較

512KB単位のランダムアクセスの比較

512KB単位のランダムアクセスの比較

4KB単位のランダムアクセスの比較

4KB単位のランダムアクセスの比較

NCQ(ネイティブ・コンド・キューイング、効率よくデータを転送する技術)によるランダムアクセスの比較

NCQ(ネイティブ・コンド・キューイング、効率よくデータを転送する技術)によるランダムアクセスの比較

 上記は6機種のベンチマークをグラフにしたもの。消費電力については、もっとも電力負荷の高いスピンアップ時を最大とし、アクセスがない状態でプラッタが回転しているアイドル状態を最小としている。

 やはりWD Red ProやWD Blackは性能の分だけ消費電力が高くなっている。一方で、WD Redの6TBモデルについては、省電力をうたうWD Green並みの値となった。回転数の低さがいい意味で影響しているようだ。

 速度については、シーケンシャルアクセスとランダムアクセスで、各HDDの特徴がはっきりと出ている。

 たとえば、6TBモデルはプラッタの容量密度が高くなった分、回転数が低いながらも高速となっているが、ランダムアクセスになるととたんにパフォーマンスが落ちる。

 一方、7200回転のWD Red ProやWD Blackシリーズについては、ランダムアクセス時のパフォーマンスがほかの製品を大きく引き離している。HDS723020BLE640は7200回転だが、キャッシュ容量が32MBと小さいため、ランダムアクセスでは性能が低下する結果となった。

実際に大容量HDDを活用してみよう!

 というわけで、おススメの6製品を紹介してきたわけだが、いざ購入しても上手に活用しなければもったいない! そこで次回は、大容量のHDDを用いて運用する際の活用技について解説したいと思う。

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