このページの本文へ

1.2TBプラッタで変わる!? 3.5インチHDDのトレンド 第2回

6TBモデルも測定! 今注目すべき大容量HDD 6機種を大検証!

2014年08月06日 12時00分更新

文● タトラエディット

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

底値に近付いてきた!
今買い時の3TB HDD、WD Green「WD30EZRX」

2011年の発売だが消費電力の低さはピカイチの「WD30EZRX」

2011年の発売だが消費電力の低さはピカイチの「WD30EZRX」

 1TBプラッタを3枚搭載するHDD。2011年の登場以降、プラッタ容量が750GBから1TBに変わるなどのマイナーチェンジが行なわれつつ販売が続けられている息の長い製品だ。

 およそ1年前に1万円以下まで価格が下がったが、それからは円安の影響もあって1万5000円前後で落ち着いていた。しかし、今年の7月頃から再度価格が下がりはじめ、1万円前後となったために再び買い時が訪れている。

消費電力測定とベンチマークの結果

 速度については目立った特徴がないが、消費電力の低さは魅力。大容量モデルの「WD40EZRX」とほぼ同等の省電力性能となっている。

WD30EZRXの主な仕様
容量 3TB
回転数 IntelliPower
プラッタ容量 1TB
プラッタ枚数 3枚
バッファ 64MB
インターフェース SATA3
発売時期 2011年4月
実売価格 1万円前後

とにかく価格を抑えたいならコレ!
7000円台で買える「HDS723020BLE640」

128GBのSSDのバックアップなら2TBで十分! という人には「HDS723020BLE640」がおススメ

128GBのSSDのバックアップなら2TBで十分! という人には「HDS723020BLE640」がおススメ

 東芝ブランドであるが、HGST製のHDDとなる本製品。こちらも販売開始時期が2012年と枯れた製品だが、コストパフォーマンスが高いのが魅力。容量は2TBとなるが7000円台で購入できるため、とにかく安くて大容量のストレージがほしいという場合におすすめだ。

消費電力測定とベンチマークの結果

 回転数は7200rpmのため、転送速度が高め。バッファ容量が32MBとなっているものの、回転数が高いのでランダムアクセスもそこそこ。

 消費電力はアイドル時こそ7Wと低めだが、スピンアップ時は20Wを超える。複数のHDDを搭載するNAS利用では瞬間的に大電流が必要となるため、おすすめしない。

 低価格ながらバランスの取れた製品となっており、SSDのバックアップ用としてもうってつけだろう。

HDS723020BLE640の主な仕様
容量 2TB
回転数 7200rpm
プラッタ容量 1TB
プラッタ枚数 2枚
バッファ 32MB
インターフェース SATA3
発売時期 2012年5月
実売価格 7000円前後

(次ページに続く、「すべてのベンチ結果を比較!」)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中