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10万円以下でゲームもできるエンタメ性能も欲しい人集まれ!

ENVY 15-k000は、GeForce 840M搭載の質にこだわる高性能機

2014年08月11日 11時00分更新

文● 石井英男

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GPU搭載で最新MMORPGも快適に動作

 ENVY 15-k014TXは、最新のCore i7とハイブリッドHDDを搭載しており、そのパフォーマンスには期待できる。そこで、いくつかのベンチマークテストを実施してみた。

 まず、総合ベンチマークテストである「PCMark 7」の結果から見てみよう。総合結果のPCMarkは4163と優秀である。SSD搭載機に比べるとやや落ちるが、HDD搭載機に比べればかなり高い。同じく、総合ベンチマークテストである「PCMark 8」の結果も、Home Conventionalで2481と高い。

PCMark 7の結果

PCMark 8の結果

 ENVY 15-k014TXは、GPUとしてGeForce 840Mを搭載しているので、単体GPU非搭載のUltrabookなどに比べると、3D描画性能も高い。そこで、3D描画性能を計測する「3DMark」と「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」、「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」を実行してみた。

 3DMarkの結果は、以下の表に示した通りで、やはり単体GPU非搭載のノートPCに比べるとかなり高いスコアとなった。

3DMark結果
Fire Strike 1320
Fire Strike Extreme 652
Sky Diver 4969
Cloud Gate 5591
Ice Storm 41519
Ice Storm Extreme 39641
Ice Storm Unlimited 78002

 「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.10」では、1920×1080ドット標準品質でのスコアが6000で、「快適」という評価となった。また、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」でも、1920×1080ドット標準品質でのスコアが3862で、こちらも「快適」という評価であった。

 ENVY 15-k014TXは、いわゆるゲーミングノートPCではないが、最新MMORPGもフルHD解像度で快適に遊べるだけのパフォーマンスを持っているといえるだろう。

ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.10の結果
1280×720ドット(最高品質) 8788
1280×720ドット(標準品質) 10281
1280×720ドット(低品質) 12253
1920×1080ドット(最高品質) 4514
1920×1080ドット(標準品質) 6000
1920×1080ドット(低品質) 7244

ドラゴンクエストXベンチマークソフトの結果

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
1280×720ドット 最高品質 3258
1280×720ドット 高品質(デスクトップPC) 3343
1280×720ドット 高品質(ノートPC) 4085
1280×720ドット 標準品質(デスクトップPC) 7246
1280×720ドット 標準品質(ノートPC) 7248
1920×1080ドット 最高品質 1663
1920×1080ドット 高品質(デスクトップPC) 1682
1920×1080ドット 高品質(ノートPC) 2123
1920×1080ドット 標準品質(デスクトップPC) 3868
1920×1080ドット 標準品質(ノートPC) 3862

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編

高性能なノートPCが欲しい人に最適

 ENVY 15-k014TXは、最新Core i7とハイブリッドHDD、GeForce 840M、Blu-rayディスクドライブを搭載したパワフルなノートPCであり、さまざまな用途に対応できるのが魅力だ。液晶にタッチパネルは搭載されていないが、代わりに「HPコントロールゾーン トラックパッド」が搭載されているので、Windows 8.1の操作も快適にできる。コストパフォーマンスも高く、ボディの質感も優れているので、これまで使っていたノートPCの性能に不満が出てきたという人はもちろん、初めてノートPCを買うという人にもお勧めだ。

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