訳ありセールもアツかった

Oculusに熱狂する小学生! 飯山で夏恒例のパソコン組み立て教室

文●西牧裕太/ASCII.jp編集部

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組み立て開始! わずか30分ほどで完成

工具と手袋も用意されている。上の青いものは静電気防止用のリストバンド。冬場は必須アイテムだそうだ

 必要な工具と手順書を確認して、いよいよ組み立てに入る。ノートPCが圧倒的に多く、デスクトップは1組だけ。ご存じの方も多いと思うが、ノートPCだと小さくなるほど作業スペースも狭くなり、難易度が高くなる。とはいってもいつも工場で作業していらっしゃるプロの方々が先生としてつくので、安心して様子を見ることができた。

こちらの男の子は唯一のデスクトップ。お父さんは自作erらしい

まずはさきほどピックアップしたパーツの確認から

こちらの女の子はお父さんとパーツを確認している最中にテンションが上がったようだ。将来ステキなギーク女子になれるはず

組み立て中、スタッフの方々がうれしそうに写真を撮っていた。普段やっている作業を子どもたちがしているのは新鮮なのだろう

マザーボードにCPUを取り付け、さらにファンを付けるところ。傷をつけたらアウトだが力強くはめ込まないといけないので、気を使う場面だ

ネジ自体が小さいこともあり、最初はネジを回すところから苦労していた

デスクトップの男の子はメモリーの取り付けにかかる。ここも折らないように、だがしっかりとはめ込んでいく

ノートPCの女の子はネジを回すのにだんだん慣れてきた様子

もちろんお父さんはその様子をパシャリ

途中ネジを落としてしまい、大慌て。ピンセットで取りだしていた

組み立てが終わり、シール貼付。お父さんや先生にどこに貼るのがいいかを聞きながら悩んでいたが、最終的にはキーボードの下に決めたようだ

最後に動作チェック。みんながワクワクした表情ですごくよい

すべての工程を終え、校長先生に修了証をもらい親子パソコン組み立て教室は終了

男の子の作業も終盤。ファンの裏にケーブルを通しているところ。中でグチャッとならないようにケーブルはすっきりとまとめる

マザーボードを搭載させる

電源が付いた瞬間、男の子はもちろん、スタッフの方々からも歓声が上がる

 途中ネジを落としたり、CPUに塗るグリスを多めに出してしまったりと、多少のハプニングは生じたものの、大きなトラブルはなくみんな無事終了。おそらく30分前後で組み立てることができたと思う。

 作業している最中の表情はみんな真剣そのもの。そして終わったあとは笑顔だったのが印象的だ。参加していたお父さんの1人が「毎年自由研究に悩んでいるのだが、こうやってパソコンを作れることで今年は悩まなくて済みそう」と言っていた。

 工場でパーツを選んで、組み立てる機会はほとんどない。それを子どものうちから体験でき、しかもお父さんお母さんと過ごしたいい思い出にもなる。今回参加していた子どもたちにも強く心に残ったことだろう。参加対象に当てはまるのであれば、ぜひおすすめしたいイベントだ。

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