ネットプロモの成功のカギとは!?　ウェブ担のお悩み解決！ 第2回

使い勝手の良さとウェブ設計の親切さを追求

日本人による日本人のためのウェブ制作サービスを求めて

使いにくさを感じさせないのは
実際に使った意見が反映されているから

──　パッケージ版からBiNDクラウドのUIに変更はありますか？

洪　パッケージユーザーからの移行も考慮して、UIはもちろん操作性をいかに変えないかが、クラウド開発のテーマでした。ただ、操作性の面で問題があるとき、例えば「なんかボタンの並びが違うなあ」という違和感があったときなどは率直に開発チームに伝えるようにしています。ほかにも、ボタンのディテールなどの調整はしています。配列が違っているような操作の「ルール」が画面内で異なっているときには「自然な流れ」で利用できるように提案しています。

──　そういう細かい点は、BiNDクラウドを使い込まないとわからないですね

洪　実は、社内のウェブ制作は基本的にほぼBiNDを使って作る、というシバリがあるんですよ(笑)。日常的に使っているから、不満も出てくるわけです。使えば使うほどわかってくるそういう不満は、率直に開発チームに伝える。使いにくいツールはデザイナーにとって死活問題ですからね(笑)。

左はBiNDクラウドのサイトエディタのUI、右がパッケージ版BiND7のUIだ。サイトエディタの左に配置されている「サイトマップ」の表示が、BiNDクラウドではユーザーの作業状況に合わせて、表示・非表示を選ぶことができるように変更されている

──　BiNDを使っている友人が「BiNDには“使いにくいところ”が皆無」とよく言っているのですがそういう、ユーザーに「使いにくさ」を感じさせないポイントとはどこにあるのでしょう？

洪　BiNDクラウドは、テンプレートによってウェブサイトの骨組みができているから、すぐに素材やテキストを入れていけます。テンプレートは、単にデザインを決めているだけでなく「ウェブ設計」という面で大きな利点があるのですが、ウェブデザイナーがゼロからウェブサイトを作ろうとすると、まずは構成から考えます。それをすっ飛ばして、設計部分を意識しないで作れるというのは大きなメリットだと思います。

　それからBiNDクラウドの編集モードには「スマートモード」と「エディターモード」の2つがあって混在させることもできます。ウェブサイトの保守を作った人以外がすることも少なくないと思うのですが、そのときリテラシーの差が出て、ページの更新が難しいというケースもあります。そのとき、日常的に更新する部分だけを「スマートモード」にしておけば、そこの文言を変更するだけでページの更新ができるようになります。そういった運用の面でもユーザーが「使いにくい」と思うことが少なくなっているのではないでしょうか。

スマートモードなら、投稿フォームタイプの画面にテキストや画像をいれるだけ。HTMLタグやソースコードの知識は不要だ

──　最後に、今まで話していたたいだ以外でBiNDクラウドのここに注目！　ということをデザイナー目線で言うとどんなことが？

洪　BiNDパッケージ版では、BiND専用のサーバーと契約しないと使えない機能がいくつかあって、心苦しく思っているところもありました。例えば「日本語Webフォント」とかですね。BiNDクラウドになると、すべて一括管理できるので、サーバー連携機能も当然利用できます。洗練されたテンプレートを使うと同時に、そういう機能を活用していただければ、低コストで完成度の高い、ほかのウェブサイトと差のつけられたウェブサイトを作れると思っています。まずは使っていただきたいと思います。

──　本日はありがとうございました。

主な仕様
	エントリーコース	プロコース	ビジネスコース
ライセンス数※1	1	1	20
独自ドメイン設定	-	5	40
公開容量	100MB	5GB	40GB
サイト数	1	無制限	無制限
FTP接続	-	○	○
BiNDサイトインポート※2	-	○	○
メールアドレス	-	○	○
ショッピングカート	5製品まで	1000製品まで	無制限
日本語ウェブフォント	7	316	316
メールマガジン配信※3	-	○	○
WordPressテーマ作成	-	○	○
Facebookページ作成※4	△	○	○
QRコード作成	-	○	○
広告非表示	-	○	○
マテポ付与※5	-	3000マテポ／月	1万マテポ／月
テクニカルサポート（月）	-	○	○
年契約※6	-	3万2140円	10万5840円
月契約	初年度無料 2年目以降月518円	3218円	1万584円

※1 エントリーコースおよびプロコースは1ユーザーに限り利用可能。複数人で管理・運営される場合はビジネスコースをご利用ください。※2 BiND5〜7で作成したサイトデータをBiNDクラウドに移行して編集ができます。※3 毎月1000通まで配信可能。※4 エントリーコースには機能制限があります。※5 マテポは、デジタルステージの素材ダウンロードサービス「materials」の交換ポイントです。※6 8月下旬の正式リリース時から2014年末予定のキャンペーン価格。

（提供：デジタルステージ）

■関連サイト

• BiNDクラウド
• 公式BiNDブログ
• デジタルステージ