ワイモバイルとウィルコム沖縄は1日、新ブランド「Y!mobile」のサービスを開始した。
ワイモバイルは、ソフトバンク傘下のイー・アクセスとウィルコムの合併により誕生。イー・アクセスを存続会社、ウィルコムを消滅会社とし、合併後にワイモバイルへと社名変更した形となる。
ヤフーとの協業により、Yahoo! IDを使った「Y!mobile メール」や、オンライン上に写真などを保存できるクラウドストレージサービス「Yahoo!ボックス」、オンラインお財布サービス「Yahoo!ウォレット」といった、Yahoo!と連携したサービスを利用できるのが大きな特徴だ。
また、スマホを低価格で利用できる料金プランをラインナップ。「スマホプラン」で最も安い「スマホプランS」は、インターネット接続料とパケット定額料、テザリング料を含む基本使用料が月額2980円で、1回あたり10分以内の国内通話が月300回まで無料、国内データ通信量は月1GBまで利用できる。
加えて、「スマホプラン」を対象に、相手先や通話時間、通話回数にかかわらず月額1000円で、国内通話が定額となるオプションサービス「スーパーだれとでも定額」を用意する。
ガラケーについては、Y!mobileのサービス開始に合わせて「ケータイ基本使用料3年間無料キャンペーン」をスタート。ケータイプランの基本使用料(月額1381円)が3年間無料となり、ケータイプランとスーパーだれとでも定額(ケータイプラン向け)を組み合わせることで、月額1500円で国内音声通話が相手先、通話時間、通話回数による制限がなくかけ放題となる(価格はいずれも税抜)。
「インターネットのチカラをすべての人の手元に届ける」というキャッチフレーズのとおり、ワイモバイルは、わかりやすい料金体系とリーズナブルな価格帯を用意することで、ライバル他社からの乗り換えはもちろん、ユーザー層の拡大を目指す。