スクロールは7月31日、スクロールロジスティクスセンター浜松西(静岡県浜松市)内に物流センターを新設し、2015年3月から稼働を開始すると発表した。
同施設の新設により子会社のスクロール360は、化粧品とサプリメントを主力商品としているEC・通信販売事業者向けの物流受託事業で、物流品質と生産効率の大幅な向上を目指す。
また施設は、同商材の流通に適した倉庫内オペレーションで設計され、最新の物流装置の導入と倉庫内管理システムの刷新によって、正確性・リードタイム・商品品質維持・衛生管理・セキュリティ管理において高い物流品質の提供を実現するとともに、出荷処理能力の30%向上を目指す。さらに、集中コントロールセンターとして、リアルタイムの作業進捗管理を行い、クライアントへの迅速な情報共有と最適な要員配置を行うための管制室を設置する。
なお、この施設はスクロールのソリューション事業売上高100億円達成に向けたロジスティクス戦略の一環で、今後はセンター内を管理するシステムの刷新を行い、物流コストの最適化などを行う。