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マイクロソフト・トゥディ 第104回

マイクロソフト激動の1ヵ月—トランスフォーメーションを加速

2014年07月31日 11時00分更新

文● 大河原克行

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大胆な一手はまだまだ続く

 この1ヵ月間は、マイクロソフトの全社員、全世界のパートナー、そして技術者に対して、マイクロソフトの新たな方針を伝え、チャレンジャーであること、トランスフォーメーョンに取り組むことを示し、そして、Windowsの統合というWindowsの新たな方向性の提案や、過去最大となる1万8000人の人員削減という大ナタも振り下ろした。

 7月10日のメモで、ナデラCEOは「7月は、大胆な理想、そして、マイクロソフトのコアへのフォーカスについて、対話を行なうために使っていく」とし、さらに「7月中に、Senior Leadership Teamと私は、必要とされるエンジニアリングと組織上の変革について共有し、MGXと//oneweekコンファレンスにおいて、これらの成果をまとめるために集結し、互いから学び、アイデアを実行へと結びつけていく」としていた。

 この1ヵ月間で、マイクロソフトのベクトルは一本になったのか。そして、ナデラCEOが掲げる「モバイルファースト、クラウドファーストの世界におけるプロダクティビティソリューションとプラットフォームの提供企業」という方向に向けて加速できるのか。

 確かなのは、トランスフォーメーションを掲げるナデラCEOの大胆な一手はまだまだ続くという点だ。


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