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日本交通、タクシー配車アプリの売上40億、新機能追加

2014年07月30日 04時54分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 クラウドによるタクシーのIT化が進んでいる。スマホでタクシーを呼べるアプリ「全国タクシー配車」を47都道府県に展開する日本交通はこのほど、同アプリのバージョンアップを実施した。

 日本交通は日本マイクロソフトと協業で、2011年12月に「日本交通タクシー配車」アプリをリリース。その後、配車エリアを東京以外にも広げてほしいという利用者からの要望を受け、地方タクシー会社と連携し、47都道府県でスマホからの配車に対応する「全国タクシー配車」アプリを提供しはじめた。

アプリの利用イメージ(左から「乗車場所を指定」「注文」「注文情報送信」「注文結果」)
アプリの利用イメージ(左から「乗車場所を指定」「注文」「注文情報送信」「注文結果」)

 「全国タクシー配車」で呼べるタクシー台数は2万1151台。「全国タクシー配車」と「日本交通タクシー配車」の累計で、アプリのダウンロード数は14年2月に120万件、アプリ経由の配車台数は13年11月に100万台、アプリ経由の売上は14年7月に40億円をそれぞれ達成している。

新機能のイメージ(左から「到着目安と空車タクシー表示」「ストリートビュー機能」「タクシー会社の実績と評価」)
新機能のイメージ(左から「到着目安と空車タクシー表示」「ストリートビュー機能」「タクシー会社の実績と評価」)

 今回のバージョンアップにより、無駄な画面や情報を減らし、よりシンプルで簡単に注文できるように改善。新たに、タクシーを呼びたい場所をストリートビューで確認できる「ストリートビュー機能」が加わり、タクシー会社の配車台数の実績と評価を表示することも可能。現在は東京の日本交通のみ、今後全国で展開予定となっている「到着目安と空車タクシー表示」では、タクシー到着時間の目安と空車タクシーを表示できる。

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