定番の「CrystalDiskMark」で
パフォーマンスをチェック
続いては定番ストレージベンチマークの「CrystalDiskMark」で各SSDの性能を見ていこう。ベンチマークはデータ容量1000MBで、テストデータ「デフォルト(ランダム)」と圧縮率の高い「All 0×00(0Fill)」、「All 0xFF(1Fill)」の3種類を行なっている。
また、テストデータ「デフォルト(ランダム)」のランダムアクセス「4K」と「4K QD32」の最も高かったIOPS値は別途グラフにまとめた。
「CrystalDiskMark」 デフォルト(ランダム)
「CrystalDiskMark」
All 0×00(0Fill)
「CrystalDiskMark」
All 0xFF(1Fill)
CrystalDiskMark 3.0.3 ランダムアクセス | ||||
---|---|---|---|---|
ランダムリード 4KB (QD=1) |
ランダムライト 4KB (QD=1) |
ランダムリード 4KB (QD=32) |
ランダムライト 4KB (QD=32) |
|
CFD「S6TNHG6Q」 | 4753.5 | 27577 | 93115.1 | 63449.6 |
Crucial「MX100」 | 6881.1 | 28640 | 89132.4 | 80385.9 |
PLEXTOR「M6S」 | 7271.5 | 23627 | 92738.1 | 83766 |
Samsung「SSD 840 EVO」 | 9081.2 | 27856.1 | 93486.5 | 75707.7 |
Samsung「SSD 850 PRO」 | 9149.7 | 29405.7 | 95550.4 | 89085.1 |
Transcend「SSD370」 | 5838.4 | 28024 | 75083.2 | 73802.7 |
最速はSSD 850 PRO
コスパ光るMX100とSSD370も魅力
2.5インチSSDで最速を追求するなら、シーケンシャル・ランダムともに最速クラスのSamsung「SSD 850 PRO」一択だが、手ごろな価格帯のCrucial「MX100」とTranscend「SSD370」も、評判通りの優秀なアクセス速度を叩き出しており、「SSD370」に至っては、シーケンシャルリード521MB/sの6モデル中トップの性能になっている。また、Crucial「MX100」も、Samsung「SSD 850 PRO」に次ぐ、ランダムライト性能を発揮している。
コストを抑えつつ、必要十分なアクセス速度を持つCrucial「MX100」とTranscend「SSD370」は、1万円前半の価格を考えると、かなりお買い得に思える。ただし第一線級で値下がり激しい、CFD「S6TNHG6Q」が1000円~2000円程度の追加投資で買えてしまうのが悩みどころだ。
次のページに続く (ATTO Disk Benchmarkでピーク性能をチェック)
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