Chromebook向けの「Citrix Receiver」リリース、同時購入キャンペーンも実施
ChromebookでWindows業務アプリを!シトリックスが製品提供
2014年07月30日 09時00分更新
シトリックス・システムズ・ジャパンは7月29日、グーグルが販売するノートパソコン「Google Chromebook」に対応した「Citrix Receiver」の国内提供を開始した。アプリケーション仮想化製品「Citrix XenApp」などと併せて導入すれば、ChromebookからWindows業務アプリケーションを利用できる。
Chromebookはグーグル独自の「Chrome OS」を搭載しているため、Windowsアプリケーションをネイティブ実行することはできない。シトリックスでは今回、Chromebook向けにHTML5ベースのCitrix Receiverを開発し、XenAppサーバーに接続することで、サーバー上のWindows業務アプリケーションが利用できる環境を実現した。
また、Citrix Receiverはデスクトップ仮想化製品「Citrix XenDesktop」にも対応しているため、XenDesktopサーバーに接続すればChromebookからWindowsデスクトップを利用することもできる。XenAppとXenDesktop、および「XenMobile」「ShareFile」といったシトリックスのソリューションが含まれる「Workspace Suite」も、Chromebookからフル活用が可能。
シトリックスでは、今年8月から12月末までの期間、ChromebookとXenApp、またはChromebookとWorkspaceSuiteの同時購入キャンペーンを展開する。Chromebookと同じタイミングで購入する顧客を対象に、上記2製品の希望小売価格をそれぞれ25%割引するキャンペーン。