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ビジネスモバイルに最適なdynabook R73の魅力を探る 第1回

Blu-rayディスクドライブや4K出力対応のHDMI端子など、映像面も充実!

「dynabook R73」はCore i7&フルHDかつ無骨なデザインで“堅実”なビジネスノート

2014年08月01日 09時00分更新

文● 高橋量

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落ち着いたデザインでビジネスシーンにピッタリ

 まずはdynabook R73の外観から見てみよう。カラバリは「グラファイトブラック」と「プレシャスホワイト」の2色。今回はグラファイトブラックのモデルを試用したのだが、光沢が抑えられた色合いで落ち着いた印象を受ける。天板部とパームレストにはヘアライン加工が施され、高級感のある仕上がりだ。

天板部には高い強度を持つマグネシウム合金を使用。ヘアライン加工が施され落ち着いたイメージだ

 フットプリントは約幅316.0×奥行き227mm。A4用紙(幅297×奥行き210mm)と比べるとふた回りほど大きい印象だ。厚さは18.3~26.5mmで、最厚部の数値だけ見るとやや厚めのように思える。だが実際に手にすると意外にもそれほど厚くはなく、標準的な13.3型ノートと変わらないように感じた。重量は約1.53kgと標準的な重さだ。

最薄部である本体前面の高さは18.3mm

本体背面は26.5mmとやや厚め。高性能パーツや光学ドライブを搭載していることを考えれば、ある程度の厚さはやむを得ないだろう

 dynabook R73は特別薄くて軽いわけではないが、モバイル用途としては許容できる範囲内に収まっている。ただ外観はそれなりの「ゴツさ」があり、「スリムでスマート」というよりも「無骨で質実剛健」という印象だ。デザイン的な華やかさは感じられなかったものの、ビジネスシーンにおいては違和感がない。メカっぽさがあっていいという向きもあるはずだ。

バッテリーやメモリの交換が可能

 dynabook R73の内蔵バッテリーは、取り外しが可能になっている。Ultrabookや薄型モバイルノートではバッテリーを交換するためにメーカーの有料サービスが必要となるが、「dynabook R73」なら自分で交換できる。持ち歩き用に予備バッテリーを用意しておくのもいいだろう。

「dynabook R73」の底面

バッテリーは取り外しが可能。直販サイト「東芝ダイレクト」では、予備や交換用の「バッテリパック61AQ」と容量の大きい「バッテリパック91AQ」が用意されている

 底面部のカバーを開ければ、本体内蔵のメモリーやストレージを交換できる。dynabook R73の最大メモリー容量は16GBだが、市販モデルでは8GBまでしか搭載されていない。自分で購入したメモリーを利用すれば、マシンをより快適に利用できるはずだ。ストレージについてはHDDより高速なSSDに換装する手が考えられるが、作業が不安な人は256GB SSDを搭載した直販モデル「dynabook R73/W6M」を選ぶといいだろう。

底面部のカバーを外せば、メモリーやストレージを自分で交換可能だ

試用機ではサムスン製のDDR3L 4GBメモリー「M471B5173QH0-YK0」が2枚使われていた

ストレージには東芝製のハイブリッドHDD「MQ01ABD100H」が搭載されていた。キャッシュの容量は8GB


(次ページ「液晶ディスプレーのフルHD対応で使い勝手が向上」へ続く)

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