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クラウド時代を象徴する、Chromebook特集 第1回

Googleの独自OSを搭載し、ブラウザー上であらゆる操作を行う

破壊か革命か、低価格PC「Chromebook」を知る

2014年08月23日 12時00分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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高速起動でセキュリティーも強固

 価格の安さだけがChromebookのメリットではない。大きな特徴は、高速起動と強固なセキュリティーだ。

ブートのプロセスが通常のPCより短く、高速起動を実現

 Chrome OSは機能を絞り込むことで、高いパフォーマンスを発揮するが、その速さがもっとも顕著に表れるのが起動時だ。ハード側のファームウェアをシンプル化・合理化し、通常のパソコンに比べブートプロセスが半分以下に短縮。7秒以下の起動を実現できるという。

データの暗号化や確認付きブートにより、セキュアな運用が可能

 またデータの暗号化、確認付きブートやサンドボックスに対応するなど、セキュリティーも充実している。暗号キーはユーザーごとに生成され、TPMチップにより保護される。万が一リカバリーが必要になった場合でもインストール済みのアプリやアカウント情報はクラウドに紐づいているため、特別なソフトなしで最新の状態に復帰できるという。

大量導入に適した、管理コンソールも用意する

 また、提供される法人向けの管理用コンソールも大きな魅力だ。

 プロキシやWi-Fiなどの初期設定が一括で変更可能で、120以上の管理ポリシーを設定でき、端末にプリインストールするアプリの設定、ログアウトのタイミングで端末データを抹消する設定、USBメモリーやSDカードなどのデバイスを利用不可にするなどの設定も可能。企業や学校がデバイスを導入する際、1台ごとの初期設定に膨大な時間を割かれる場合もあるが、Chromebookはそれらを一括で設定し、トータルコストを大幅に削減できるのだ。

 そんなChromebookだが、日本での販売は今のところ法人及び教育機関向けに限られており、日本エイサー、ASUS、デル、日本ヒューレット・パッカード、東芝の5社が提供を表明している。すでに販売が開始されているのは、Wi-Fiモデルのみを展開する日本エイサーの「Acer Chromebook C720」など一部だが、続々と対応機種が増える見込みだ。

(続く)

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