Wi-Fiテザリング時にやっておきたい
従量課金接続の設定
Wi-Fiテザリングについては、基本的に自宅や職場などでアクセスポイントを設定する手順と変わらない。スマホのアクセスポイント名やパスワードを確認して、デスクトップの通知領域にあるWi-Fiアイコンから設定していく。
ただ、初期設定のままでWi-Fiでのテザリングを行なっていると、ストアアプリを自動更新したり、大容量のWindowsアップデートのデータを勝手にダウンロードしようとする。
それを防ぐためには、事前にアクセスポイントを「従量制課金接続」として設定しておく。そうすれば、アプリや更新データのダウンロードをテザリング時に行なわなくなる。LTEスマホでは、高速通信可能な上限容量が設定されている場合がほとんどなので、必須の設定といえる。
勝手にテザリングするのを阻止!
無線LAN接続の優先度を変更する
Windowsでは、基本的に最後に設定したWi-FiのAPを優先して接続しようとする。そのため、自宅や職場のWi-Fi電波をとらえたときでも、スマホのテザリングを利用する場合がある。
パケット通信量を節約するためには、優先度を設定して、屋内にあるWi-FiのAPを先に掴むようにしておくといい。Windows 7以前のOSでは、Wi-Fiの優先度をGUIで設定できたが、Windows 8からはコマンドプロンプトを利用するようになった。少々難易度が高めだが、下記の手順通りに設定すればいい。
今回はここまで。次回は「Bluetooth」テザリングの方法を解説していく。

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