※本記事を掲載後、模倣サイトとみなされるドメインはプロキシ(Proxy)経由を示すものであり模倣サイトではない、との見方がネット上で広がっている。これに対してNTTドコモ側は、25日時点でコンピューターウィルス感染といった被害報告を受けていないものの、安全性が確認されたわけではなく、引き続き注意喚起を行っていくという。(2014年8月25日追記)
NTTドコモのコーポレートサイトを模倣したウェブサイトにご注意ください――。NTTドコモは同社サイトの「ドコモからのお知らせ」でこのような注意を呼びかけている。
同社によると、NTTドコモのコーポレートサイトを模倣したウェブサイトの存在が確認された。これらの模倣サイトにアクセスすると、コンピューターウイルスに感染するなどの恐れがあり危険だという。
真偽を確かめる方法はウェブサイトのアドレスにある。正規のコーポレートサイトのアドレスには「nttdocomo.co.jp/」または「mydocomo.com/」が含まれており、「nttdocomo.co/jp.●●●.org/」など、一見似ていてもドメインが異なるものは模倣サイトとなる。こうした模倣サイトによるサイバー攻撃はネットバンキングで急増しているが、他の業界でもより身近なサイトにまで攻撃の幅が広がってきている。注意したい。