リトルビッツのねだり方
でも、ぶっちゃけ、リトルビッツは、ちょっとおねだんがお高いんだ(1万6467円するんだよ)。だから、おねだりするにはコツがいる。
もし家族のみんなが夏の旅行を計画しているなら、それより安いとしゅちょうすることもできるよ。
いつまでたってもぜいきんを二重取り(にじゅうどり)しているガソリン代や、ふとうに高い高速りょうきんをはらって、じゅうたいのなかどこかに出かけることを考えたら、ぜんぜん安いんだ。それに、リトルビッツなら、1日だけじゃなく、ずっと遊べるんだ。
ここで、おねだりのまじっくわーどを教えよう。
「これは21せいきのでんしブロックなんだ。ちいくがんぐとしての、ひようたいこうかは、ばつぐんだよ!」
意味がよくわからなくても、このまま言えばいいよ。もし、キミのお父さんがちょっと機械(きかい)とか好きなら、この一言でよろこんで買ってくれるはず。だって、本当はお父さんがほしくてしかたがないんだ。キミのまじっくわーどは、いいこうじつになるんだ。
意味がよくわからないかい? おとなの世界というのはむずかしいのさ。
「シンセ」ってなあに?
ところで、リトルビッツには、いろんなしゅるいのキットがある。入っているモジュールのしゅるいや、数で、すこしずつちがうんだよね。さいしょにどれをえらぶかは、ちょっとなやむよね。
このとくしゅうでは、リトルビッツのキットを全部ためしてみるつもりだけど、おすすめは、まず「シンセキット(Synth Kit)」かなあ。さいしょは、音が出るキットが、楽しいと思うんだ。
シンセというのは音楽を作る、電子回路でできたがっきなんだ。きゃりーぱみゅぱみゅとか、ああいうピコピコした音楽はだいたいシンセでできているんだよ。
シンセは電気の波をあれこれいじって、音の波にかえるものなんだ。そのためのモジュールをそろえたのがシンセキット。
シンセキットにどんなモジュールが入っているか、音が出るものを中心に、ちょっと見てみようね。
(次ページでは、「モジュールをひとつずつチェックしていくよ」)