東芝「dynabook KIRA L93」の7スタイルを使いこなせ! 第1回
2-in-1タイプの薄型ノートしては十分なパワー
7スタイル変化の「dynabook KIRA L93」、直販モデルはCore i7と256GB SSDでパワフル!
2014年08月08日 09時00分更新
パワフルなCore i7と256GB SSDを搭載!
直販モデル「dynabook KIRA L93/W9Mdynabook KIRA L93/W9M」に搭載されているCore i7-4610Yは、2コア4スレッドで動作するCPUだ。通常時の動作周波数は1.7GHzで、ターボブースト利用時には2.9GHzとなる。店頭モデルに搭載されているCore i5-4210Yと比べて動作周波数が高いだけでなく、キャッシュメモリーが多いのも特徴だ。またインテルの仮想化技術やセキュリティー関連の機能に対応しているので、企業のネットワークに接続して使うのにも向いている。グラフィックス機能は店頭モデルと同じく、CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4200だ。
直販モデルと店頭モデルのCPU性能の違い | ||
---|---|---|
Core i7-4610Y | Core i5-4210Y | |
コア数/スレッド数 | 2/4 | 2/4 |
動作周波数 | 1.7GHz | 1.5GHz |
最大動作周波数 | 2.9GHz | 1.9GHz |
キャッシュ | 4MB | 3MB |
内蔵GPU | Intel HD Graphics 4200 | Intel HD Graphics 4200 |
vPro | 対応 | 非対応 |
VT-d | 対応 | 非対応 |
TSX-NI | 対応 | 非対応 |
SIPP | 対応 | 非対応 |
TXT | 対応 | 非対応 |
メモリーは店頭モデルと同じく、8GB。ストレージは256GB SSDで、容量は店頭モデルの倍だ。ストレージの容量は特に大きいわけではないが、標準的な利用なら十分。デジタル一眼で撮影した写真や動画などを大量に溜め込むには物足りないので、大容量ファイルを大量に扱うなら別途外付けHDDを利用したほうがいいだろう。
そのほかのパーツ構成は店頭モデルとほぼ同じ。ソフトウェア的な違いはオフィスについてのみで、店頭モデルでは「Office Home and Business 2013」がプリインストールされているのに対し、直販モデルではオフィス搭載モデル(PL93-W9MKXGW)と非搭載モデル(PL93-W9MKUGW)の2種類が用意されている。
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