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電動オープンするシャープのBTスピーカーが製品化された理由

2014年07月18日 17時10分更新

文● ASCII.jp編集部

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マレーシアで開発された製品が日本市場に!

S&O ELECTRONICSの坂本翔一氏。説明会のため、マレーシアから駆けつけた

S&O ELECTRONICSの坂本翔一氏。説明会のため、マレーシアから駆けつけた

 本製品は企画自体はシャープが行なったものだが、開発や生産はS&O ELECTRONICSというマレーシアの企業が行なっている。S&Oはシャープとオンキヨーのことであり、文字通り両社の合弁企業だ。

 S&Cは海外向けの製品はもちろんだが、国内向けにもOEM製品を提供していたり、シャープブランドのシアターバーやシアターラックなどを製品化。同社の液晶テレビ「AQUOS」の海外向けモデルのオーディオについても一部担当しているという。

 ちなみに、国内のAQUOSのオーディオ部分はシャープが開発を行なっているとのこと。国内においてS&Oはオーディオ単体の製品を提供している。

 今回の製品の日本市場投入について、S&O マーケティンググループ セールスマネージャーの坂本翔一氏は、Bluetoothスピーカーの市場規模拡大を理由に挙げている。

国内のアクティブスピーカー出荷台数のうち、直近では8割がBluetooth搭載とのこと

国内のアクティブスピーカー出荷台数のうち、直近では8割がBluetooth搭載とのこと

国内の携帯電話出荷台数も、直近では8割がスマホになっている

国内の携帯電話出荷台数も、直近では8割がスマホになっている

 同氏によれば、Bluetoothスピーカーの国内市場は2011年くらいから右肩上がりとなっており、今後も伸びていくという。その裏付けとして、国内の携帯電話市場においてスマホが高い普及率となっていることを挙げ「スマホの音楽をBluetoothで楽しむことが浸透する」と語った。

 その上で、近年はユーザーが高音質を求める傾向もあり、1万円以上の製品が200%以上の伸び率となっている点に注目。今後も高音質なBluetoothスピーカーの需要が高まっていくと見ている。

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