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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第364回

フルサイズ一眼「D600」+新レンズで撮る断崖絶壁猫!

2014年07月18日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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強風の崖の上を上手に歩くカッコいい猫発見!

 最後にこの日のクライマックス写真を。

 崖下の海辺を歩いてて、ふと顔を上げたら、崖の中腹に猫がいたのだ。

崖の中腹に猫を発見したので、下から見上げてみた。これからどこを歩こうか考えているらしい(2014年7月 ニコン D600)

崖の中腹に猫を発見したので、下から見上げてみた。これからどこを歩こうか考えているらしい(2014年7月 ニコン D600)

 さすが猫。急な崖でもわずかな足場があればいいのだ。

 でもですね、崖に当たる海風がものすごく強くて、風にあおられて飛ばされはしないかと見てるこっちが不安になるレベル。

 でもまあ地元民である猫はそんなの慣れたもので、どうするのかなと思って見てたら、おもむろに崖に沿って歩き出したのである。

こんな崖を上手に歩いているのだ。ちょっとカッコよすぎません? いつも崖上にある公園と海辺を行ったり来たりしてるんだろうな(2014年7月 ニコン D600)

こんな崖を上手に歩いているのだ。ちょっとカッコよすぎません? いつも崖上にある公園と海辺を行ったり来たりしてるんだろうな(2014年7月 ニコン D600)

 颯爽と崖に沿って歩く姿がカッコいい。街中の猫もいいけど、こうやって大自然の中を歩く猫も捨てがたい魅力が。

 さてこの猫、こっちに向かって歩いて来るようなので、もしかして近づいてきてくれるのでは、と期待して待っていたのだけどさすがにそれはなし。

目の前をとことこと駆け抜けていく瞬間を、シャッタースピードをあげて撮影。なかなかよいものを見せていただきました(2014年7月 ニコン D600)

目の前をとことこと駆け抜けていく瞬間を、シャッタースピードをあげて撮影。なかなかよいものを見せていただきました(2014年7月 ニコン D600)

 かくしてこの猫は数メートル先を右から左に駆け抜けたのち、我々が降りてきた階段を上って去って行ったのであった。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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