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消費税と送料を加えても4万円未満!

3万円台の“with Bing”ノート「11P1200-C-FEM」は性能十分安さも十分-ユニットコム“iiyama PC”

2014年07月24日 09時00分更新

文● 石井英男

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Celeron N2830搭載機として標準的な性能であり、実用上は十分

 11P1200-C-FEMは、Celeron N2830とWindows 8.1 with Bingを搭載することで、フル機能のWindowsモバイルノートPCながら、4万円を切る低価格を実現したことが魅力だ。最後に、そのパフォーマンスを検証してみた。

 まず、PCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 7」を実行したところ、総合値のPCMark scoreは1646であり、Celeron N2830と2.5インチHDDを搭載したノートPCとしては標準的な結果となった。さらに、同じくFutureMarkの総合ベンチマークテスト「PCMark 8」を実行したところ、Home conventional 3.0 scoreは1231であり、こちらも、同クラスの他のノートPCとほぼ同等の結果となった。

PCMark 7の結果

PCMark 8の結果

 もちろん、Core iシリーズ搭載ノートPCに比べると、PCMark 7、PCMark 8とともにかなりスコアは低いが、実際の使用感はそこまでの差はない。動画エンコードや最新ゲームといった、CPUやGPUに高い負荷がかかるアプリを動かすには向かないが、文書作成やネットサーフィンといった、一般的な作業には十分なパフォーマンスである。

コストパフォーマンスはピカイチ!タブレットでは物足りなくなった人にも

 11P1200-C-FEMは、マイクロソフトが新たに提供を開始したWindows 8.1 with Bingを採用することで3万円台という手頃な価格ながら、フル機能のWindowsが快適に動くだけのパフォーマンスを実現した、コストパフォーマンスの高さが魅力だ。キーボードやポインティングデバイスの使い勝手も優れており、ボディもしっかりしているので、初めてパソコンを買うという初心者から、気軽に持ち歩けるセカンドマシンが欲しいという中上級者まで、幅広い層にお勧めできる。

 また、誰かが作ったコンテンツを見るにはAndroidタブレットでも十分だが、自分でオリジナルコンテンツを作りたいのなら、やはりWindows搭載PCのほうが使いやすい。タブレットやスマートフォンでは物足りなくなったのでPCにステップアップしたい、という学生にも最適な製品であろう。

 もし11.6型では小型すぎるのであれば、前述の14型ノート「14P1200-C-FEM」を選ぶといいだろう。Celeron N2830、4GBメモリー、500GB HDDなど基本スペックは同じで、液晶が大きくなっているにもかかわらず、直販価格は税込で3万9939。11P1200-C-FEMから2000円ちょっと上がるだけだ。

14P1200-C-FEM [Windows 8.1 with Bing]

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