このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

マイクロソフト・トゥディ 第103回

「一言でいえば、最高の1年」—日本マイクロソフト 樋口社長

2014年07月17日 18時30分更新

文● 大河原克行

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「飛び石三連覇」とは?—社員総会「MGX」の行方

 過去最高の業績を達成した日本マイクロソフトだが、その評価が、社内でどう下されるかは、これからだ。

 というのも、7月24日〜25日まで、全世界の社員が参加する社員総会「マイクロソフト・グローバル・エクスチェンジ(MGX)」が、米アトランタで開催され、ここで、優秀な子会社が表彰されることになるからだ。

日本マイクロソフトの社員はお揃いのパーカーを着てMGXにのぞむ

 本コラムでも何度か取り上げているが、日本は、2011年度、2012年度と最優秀子会社として表彰されたものの、2013年度は僅差でトップを逃した経緯がある。三連覇すると、毎年返さなくてはならないトロフィーを返却しなくても済むという社内ルールがあり、それを逃した形だ。しかし、近い年の間に3回首位になれば、トロフィーを返却しなくて済むというルールがあることが新たにわかり、2014年度は改めて首位奪回に意欲をみせている。

日本マイクロソフトは、2012年の社員総会「MGX」(Microsoft Global Exchange)において、2年連続でナンバーワン子会社のトロフィーを受け取った

 社内への号令は「飛び石三連覇」。

 最優秀子会社は、業績の評価だけでなく、様々な要素が絡み合って決定される。

 「競馬と同じで最終コーナーで抜きされられることがある。昨年はそれで痛い目にあった」と樋口社長。業績だけをみると、日本はダントツだという。しかし、様々な要素を考慮すると、まだ予断は許さないというのが正直なところだ。

 米国時間の7月16日、MGXに旅立つ直前の樋口社長に米ワシントンD.Cで直撃した。

 「最後まで結果はわからないが、日本法人としてやることはやった。なんとしてでもナンバーワンを取って、サティアから直接トロフィーを受ける」。

米ワシントンD.C.で意気込みを語る樋口泰行社長

 日本マイクロソフトの「飛び石三連覇」に期待したい。


■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン