極上ボディでスタミナ抜群、WQHD対応の13.3型モバイルノート「dynabook KIRA V63」を検証 第1回
マグネシウムプレス加工技術などにより、優れたデザイン性と確かな堅牢性を両立
WQHDで14時間駆動、極上ボディの「dynabook KIRA V63」はモバイルに最適!
2014年07月25日 11時30分更新
バッテリー性能テストでは11時間以上駆動!
dynabook KIRA V63は、バッテリー駆動時間が長い点も魅力のひとつ。そこで実際の駆動時間を計測するために以下の条件でテストしてみたところ、開始から11時間2分で休止状態へ移行した。カタログ上の駆動時間である11.5時間(JEITA2.0)よりは若干短いものの、13.3型の薄型ノートでこれだけもてば十分だろう。
バッテリー駆動時間テストの条件
- 電源プランを「省電力」に設定
- 無線LANはオン、 Bluetoothはオフ
- ボリュームは50%に設定
- 液晶ディスプレーの明るさを40%に設定
- 液晶ディスプレーの輝度調整機能を無効化
- テストには「BBench」を使い、10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
なおdynabook KIRA V63では標準で、バッテリー残量が2%に達した時に休止状態へ移行するよう設定されていた。他社製品では5%に設定されている場合が多いため、そのぶん長く駆動したとも言える。ちなみにバッテリー残量が5%に達したのは、テスト開始から10時間42分後のこと。電源プランの設定を変更していなくても、十分なスタミナを持っていると言える。
細部まで完成度の高いモバイルノート
持ち運びやすく高級感のある外観とWQHD表示が可能なディスプレー、さらには11時間以上駆動する十分なバッテリー性能など、dynabook KIRA V63はデザイン、使い勝手、性能のすべての面において高いレベルに達している。タッチ機能に対応していないためUltrabookの定義からは外れるが、完成度の高さは並みのUltrabook以上だ。
店頭モデルの実売価格は17万円代とそれなりの値段だが、「Microsoft Office Home and Business 2013(SP1)」や「Adobe Photoshop Elements 12」がプリインストールされていることを考えるとコストパフォーマンスは悪くはない。オフィスが不要なら、直販サイト「東芝ダイレクト」限定モデルを狙うのもアリだ。直販モデルはCPUにCore i7-4510U(2.0GHz)を採用しているので、システムパフォーマンスは店頭モデルよりも高い。価格についても1366×768ドット表示対応モデルなら直販価格16万3080円からと、リーズナブルに設定されている。実用性と携帯性に優れたノートを探しているなら、ぜひ検討していただきたい。