このページの本文へ

極上ボディでスタミナ抜群、WQHD対応の13.3型モバイルノート「dynabook KIRA V63」を検証 第1回

マグネシウムプレス加工技術などにより、優れたデザイン性と確かな堅牢性を両立

WQHDで14時間駆動、極上ボディの「dynabook KIRA V63」はモバイルに最適!

2014年07月25日 11時30分更新

文● 高橋量

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

薄型ノートとしては使いやすいキーボード

 dynabook KIRA V63のキーボードはテンキーなしの87キー構成で、標準的な日本語配列を採用している。横のキーピッチは19mmと十分なサイズが確保されているが、縦のキーピッチは18mmとやや短め。またEnterキー周辺のキーについてはキーピッチが実測で約16.5mmと短いため、フルキーボードの使用感そのままというわけではないが、多少使い込めば慣れてくるだろう。

英数字キーのキーピッチは19mmと十分な大きさだが、Enterキー周辺がやや小さい。使い始めは打ち間違える場面もあったが、すぐに慣れることができた

キーボードバックライトを搭載しているので、暗い場所でも入力しやすい

 キーストロークについては約1.5mm確保されている。薄型ノートには1~1.2mm程度のものが多く、入力時の手応えに物足りなさを感じる人も多いだろう。その点dynabook KIRA V63は適度な深さで、入力時に「カクッ」とした軽いクリック感もあり軽快にタイプすることができた。キーを強く押し込んでもたわみが生じることがなく、さらに膝の上で使用感も上々だ。薄型ノートとしては、かなり使いやすい部類に入るといっていい。

キーストロークは約1.5mmで、薄型タイプとしては深め。底打ち感もなく、打ち心地はかなりいい部類だ

タッチパッドのサイズは実測で幅105×奥行き60mm程度。マルチジェスチャー対応で、操作感は良好

使い勝手のいいインターフェース構成と迫力のサウンドが魅力

 dynabook KIRA V63のインターフェースは、周辺機器向けにUSB 3.0端子×3、映像出力用にHDMI端子などが用意されている。標準的なUltrabookや薄型ノートではUSB端子が1~2個しか搭載されていないことも多く、場合によっては端子が足りなくて困る場合があるだろう。だがUSB 3.0端子を3個搭載しているdynabook KIRA V63なら、そんな心配は無用だ。

本体左側面には電源コネクター、4K出力対応のHDMI出力端子、USB 3.0端子×2が用意されている

右側面にはSD/SDHC/SDXCメモリカード対応のブリッジメディアスロットとヘッドホン端子、USB3.0端子を配置

スロットにはメモリカードが納まりきらず、半分程度飛び出したようになる。挿しっぱなしでの運用は避けたほうが無難だ

 通信機能は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)とBluetooth 4.0に対応。ディスプレー上部に配置されているウェブカメラの有効画素数は92万画素で、ビデオチャットには十分な画質と言える。

 サウンド機能では、有名オーディオブランド「harman/kardon」認証のステレオスピーカーを搭載している点が特徴だ。スピーカーは底面部に配置されており、机からの反響によって薄型ノートであるにも関わらず迫力のあるサウンドを実現している。個人的には音域によってやや音がこもったような印象を受けたが、中音域の音質はなかなかのもの。モバイルノートのなかでも、サウンドの品質はかなり高い部類に入る。

パームレストの右下に、オーディオブランド「harman/kardon」のロゴがプリントされている。スピーカーの位置はちょうどこの裏あたり

底面に配置されたステレオスピーカー。机からの反射によって厚みと広がりのあるサウンドを実現している


(次ページ「バッテリー性能テストでは11時間以上駆動!)

カテゴリートップへ

この連載の記事

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

インテルバナー