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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第46回

複数SNSでプロフ画像などを同期できる神アプリ「IFTTT」を徹底解説

2014年07月16日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 Facebookのプロフィール写真を変更したら、Twitterも自動で変更。天気予報で明日が雨のときだけ、メールで知らせてくれる。こんなことが実現する神アプリ「IFTTT」が大人気。今使っているウェブサービスをさらに使い倒すために、今回は「IFTTT」の使い方を徹底紹介しよう。

「IFTTT」でたくさんのウェブサービスを連携させて活用する!

「if this then that」(こうなったらああする)

 IFTTTはIf This Then Thatの頭文字。こうなったらああするという意味で、条件をレシピとして登録し、2つのウェブサービスを連携させてくれるのが特徴。たとえば、連絡先をGoogleスプレッドシートにバックアップしたり、Facebookで自分がタグ付けされた写真を自動でDropboxに保存する、といったことが可能になる。

 サポートするサービスは116種類あり、日本で使われているサービスも多い。EvernoteやFacebook、Gmail、Google Drive、Instagram、Instapaper、iOS Contact、LinkedIn、OneDrive、Pocket、Twitter、Youtubeなど、この連載で取り上げた神アプリも多い。まずはアカウントを作成しよう。

IFTTT App
価格無料 作者IFTTT
バージョン2.1 ファイル容量24.9 MB
カテゴリー仕事効率化 評価(4.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 7.0以降

アプリを起動したら、ユーザー名、メールアドレス、パスワードなどを登録し、アカウントを作成する

最初に、既定のレシピを使うように勧められる。これは、毎日新しいレシピをメールに送信するというもの。不要なら「No thanks」を選ぶ

「IFTTT」の起動画面。履歴が表示される

ほかの人が作成した人気レシピを使う

 まずはほかの人が登録したレシピを使ってみよう。6000以上のファンレシピが公開されており、「こんなことがしたかった!」という内容のものも多い。

 それぞれのウェブサービスにアクセスするために、最初の1回はログイン認証操作が必要になる。認証が済んでいれば、「Use Recipe」をタップするだけでいい。

 トリガーとなる条件が検出されると、「IFTTT」の通知が出る。この時には、指定した動作が行なわれているのだ。ここでは、Facebookのプロフィール写真を変更すれば、Twitterのプロフィール写真も自動で更新するというレシピを有効にしてみよう。

メイン画面の左上のアイコンをタップする

ほかの人のレシピを参照するならメガネのアイコンをタップする

興味のあるレシピを探そう。「Collections」にはテーマごとに特集が組まれている。人気のレシピやトレンドになっているレシピを一覧したり、キーワードで検索することもできる

使いたいレシピが見つかったら、「Use Recipe」をタップする

レシピを追加したら、完了

はじめて利用するウェブサービスにはログインし、アクセスを許可する。FacebookやTwitterなどの2段階認証にも対応している

Facebookのプロフィール写真を変更すると、「IFTTT」から通知が出た

IFTTTを開くと、プロフィールの変更が検知されている

Twitterの写真が新しく更新されている!

次ページでは、自作レシピの作り方をご紹介

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