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W杯中に「スマホでラジオを聴いてツイート」が普及

2014年07月14日 13時23分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 インターネットを経由してラジオを聴けるネットラジオ「radiko.jp(ラジコドットジェイピー)」を運営するラジコ(radiko)は14日、月額350円(税別)の有料サービス「radiko.jpプレミアム」の登録会員数が10万人に到達したと発表した。4月1日のサービス開始から約3カ月での記録となる。

 radiko.jpは、パソコンやスマホなどをネットに接続し、ラジオを聴けるようにするサービス。無料サービスは聴取エリアが限られるが、有料サービスの「radiko.jpプレミアム」では全国各地のローカル局も聴取できる。「radiko.jpプレミアム」の視聴可能局は7月14日現在で計62局となっている。

「radiko.jp」のトップページ
「radiko.jp」のトップページ

 また、6月20日の午前8時台には、「radiko.jp」全体の瞬間アクセス数が16万2000を記録。同日には民放ラジオ59局が、午前6時40分から9時10分までの間に「2014 FIFA ワールドカップ実況中継 日本対ギリシャ」を配信していた。そのため、通勤・通学といった移動中で多くのユーザーが同番組を聴取していたとみられる。

 実際、全ユーザーのうち86%がスマホからの聴取で、「ラジコで日本戦が聴ける」、「ラジコでニッポン応援中」、「ラジコがあってよかった」など、「radiko.jp」聴取を促す内容のツイートやコメントがSNSのタイムライン上に数多く散見されたという。「2014 FIFA World Cupブラジル大会」を機に、「スマホでラジオを聴いてツイート」が拡大している。

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