
Chromebook 画像:Google
グーグルが14日、ノートパソコン「Chromebook」を日本国内で発売した。発売対象は企業・学校など法人。Acer、Asus、デル、HP、東芝の5社が製品を開発する。価格はオープンプライスで、販売はソフトバンクテレコムおよびミカサ商事。米Amazon.comはAcerのChromebookを199ドル(約2万円)で販売している。
米国の調査会社NPDによれば2013年度、米国におけるChromebookの販売台数シェアは9.6%。アップルのMacBookシリーズ1.8%と比べると5倍以上も売れている。
同じくABIリサーチによれば2013年度、Chromebookの出荷台数は210万台。5年後の2019年には1100万台に達すると予想している。MM総研によれば2013年、日本国内のパソコン出荷台数は1519万台だ。
Chromebookはグーグル開発の「Chrome OS」を使用。ウェブアプリを使用するため、Windowsパソコンと違い「ソフトウェアのインストールやアップデートなど面倒な手順とは無縁」(グーグル広報)。Windowsパソコンと比べて、3年間で最大50万円の管理費を削減できるという。
なお、競合マイクロソフトは7月17日にタブレット新製品「Surface Pro 3」を発売する。価格は9万円台から。Twitter公式アカウントでは、マイクロソフトの社員食堂でアボカド入りの「Surfaceバーガー」を600円で発売したところ、好評のうちに完売したと伝えている。
Surface-Burger 画像:Microsoft
