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個人向け販売については明言を避けた

Chromebookがついに日本上陸! まずは企業や教育機関向けに

2014年07月14日 14時36分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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個人向け販売については「検討中」

グーグル エンタープライズ部門マネージングディレクターの阿部伸一氏

 グーグル エンタープライズ部門マネージングディレクターの阿部伸一氏は、「米国のビジネス環境では、すでに5台に1台のPCがChromebook。Google Appsは全世界500万の企業で利用いただいており、それらをより安全に、最適化した状態で使っていただきたいということでChromebookを発表した。ウェブアプリが普及しつつあり、日本全体もChromebookを活用できる環境になってきている」と今回の提供に至った経緯を説明した。

 販売を企業と教育機関に限定したことについては、「これまでのPC端末とは異なるものなので、まずは良いユースケースを作りたかった。企業で事例があると後続の裾野が広がっていく」とコメント。日本での提供の遅れは、総合的な準備状況をふまえた結果とした。当初はWi-Fiモデルのみを販売し、LTE対応などについても検討していくという。なお、個人向けの販売は「実施するかどうかも含めて検討中」とした。

 また、7月30日、31日に実施する「Google Atomosphere Tokyo」では実際にChromebookを展示するとのこと。

日本でのパイロットケースとして、広尾学園高等学校への導入事例が紹介された。セットアップなどが簡便になり、アプリを導入してクリエイティブな作業が可能になったという意見が得られたそう

会場のデモでは、Googleドライブに保存した表計算ソフトをブラウザで稼働させ、メールの添付ファイルをリアルタイム編集する操作が実演された

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