個人向け販売については「検討中」
グーグル エンタープライズ部門マネージングディレクターの阿部伸一氏は、「米国のビジネス環境では、すでに5台に1台のPCがChromebook。Google Appsは全世界500万の企業で利用いただいており、それらをより安全に、最適化した状態で使っていただきたいということでChromebookを発表した。ウェブアプリが普及しつつあり、日本全体もChromebookを活用できる環境になってきている」と今回の提供に至った経緯を説明した。
販売を企業と教育機関に限定したことについては、「これまでのPC端末とは異なるものなので、まずは良いユースケースを作りたかった。企業で事例があると後続の裾野が広がっていく」とコメント。日本での提供の遅れは、総合的な準備状況をふまえた結果とした。当初はWi-Fiモデルのみを販売し、LTE対応などについても検討していくという。なお、個人向けの販売は「実施するかどうかも含めて検討中」とした。
また、7月30日、31日に実施する「Google Atomosphere Tokyo」では実際にChromebookを展示するとのこと。