「小さなボディーの中にたくさんのイノベーションが詰まっている」
同社JPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクターのクリス・ロバーツ氏は、「2製品は過去の『AR.Drone』で培ったセンサー技術などを投入した新たな製品群『MiniDrones』という位置づけ。私たちはスマートフォン・タブレット世代向けのロボットを開発し、おもちゃの中に新しいハイテク技術を組み込もうとした」と切り出した。
現在同社が展開する車載用製品、ドローン、ネットワーク対応製品という3つの事業のうち、今回の製品は2事業にまたがったものだ。「小さなボディーの中にたくさんのイノベーションが詰まっている」とロバーツ氏は自信を見せる。「Parrotはテクノロジーを重視している。飛行の安定性や簡単な操作、それらすべてを含めた堅牢な製品を提供していくことが重要。これらはAR.Droneでも証明してきたこと」と語った。
2製品はAR.Droneと同じくLinuxに対応し、SDKの提供を予定しているという。「ロボットは行動の際に色々な音声を出すが、その部分で将来的にはSDKを使って面白いことができるのではないかと考えている」とした。