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タフなスマホ画面に使われる旭硝子製品、W杯のベンチも

2014年07月10日 05時31分更新

加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 「2014 FIFA World Cupブラジル大会」はいよいよ世界の頂点を決する一戦を迎えようとしている。大会期間中はとかく、各国代表チームや選手、勝負のゆくえに注目が集まりがちだが、この祭典を裏で支える多くの企業の技術にも目を向けたい。

 ワールドカップに技術を送り込む日本企業の1つは旭硝子(AGC)。同社は、競技者用ベンチ向けガラスルーフを今大会の12会場のすべてに提供している。ルーフに使用するのは、透明性、耐久性、耐傷性を兼ね備えた化学強化ガラス「Dragontrail(ドラゴントレイル)」。実はこのDragontrailは、スマホ画面にも利用され、高い評価を得ている。

AGCが提供するワールドカップの競技者用ベンチ向けガラスルーフ
AGCが提供するワールドカップの競技者用ベンチ向けガラスルーフ

 スマホというと、画面の大きさや画質をはじめ、通信速度やカメラ、各種センサーといった機能面に関心が向けられるが、耐衝撃性能の高いタフ(頑丈)なスマホも、建設業界をはじめビジネス用途でニーズがある。なかでも京セラ製のスマホ「TORQUE(トルク) G01」は米国防総省が定める耐久試験をクリアし、米国防総省調達基準「MIL-STD-810G」に準拠するほどの評価を獲得しているが、このスマホ画面に採用されているのがDragontrailなのだ。

AGCの「Dragontrail X」を採用した京セラのスマホ「URBANO」
AGCの「Dragontrail X」を採用した京セラのスマホ「URBANO」

 スマホの今夏モデルでは、京セラ製の「URBANO(アルバーノ)」に「Dragontrail X」が採用されている。AGCのガラスは意外と思える分野にも活躍の場を広げている。

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