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ASUS「STRIX-GTX780-OC-6GD5」

GTX 780搭載でセミファンレス! 静音VGAの革命児ASUS「STRIX」

2014年07月19日 12時00分更新

文● 藤田 忠

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セミファンレスや安定動作を支える
こだわりクーラーと基板

 息抜きのウェブ動画視聴やライト~ミドル級ゲームを極静音ゲーミングで楽しめ、ヘビー級ゲームもバリバリ遊べる「STRIX-GTX780-OC-6GD5」は、ASUSならではのこだわりもいっぱい。そんなこだわりポイントを分解して紹介していこう。

「STRIX-GTX780-OC-6GD5」を分解。ちなみに分解するとメーカーの無償保証などは受けられなくなるので要注意

 まず、1つ目が、冷却性能と静音性に定評あるヒートパイプがGPUコアに直接密着する「DirectCU II」クーラーだ。「STRIX-GTX780-OC-6GD5」では、10mm×1、8mm×2、6mm×2のヒートパイプを備え、フィン面積がリファレンスクーラーの2倍以上あるヒートシンク部に、効率よくGPUコアの熱を伝える。

 さらに基板裏面にもGPUコアやメモリー部の熱を逃がすプレートを装備し、セミファンレス動作と高負荷時の高い冷却性能を実現している。

ASUSのこだわり満載の「DirectCU II」クーラー。5本のヒートパイプがGPUコアの熱を効率よくヒートシンクに伝える仕組みを採用

極太の10mmや8mmなど、計5本のヒートパイプを大型のヒートシンクに装備

基板裏面には放熱効果と基板の歪みを抑えるプレートを装備している

 続いては高負荷状態での安定動作を目指したデジタル電源回路や独自設計されたオリジナル基板だ。とくに安定動作に影響する電源回路はポイントで、アナログよりレスポンスが素早いデジタル制御の「DIGI+ VRM」を採用し、GPU負荷が激しく変わるゲームでの安定性を向上させている。

 また、どうしても各部品に熱が溜まるセミファンレス動作も安心な高耐久コンデンサーや低発熱なチョークコイルなど、部品レベルでこだわった「Super Alloy Power」もポイントだ。

オリジナル設計の基板やASUS厳選の高耐久&低発熱なチョークコイル、コンデンサー、MOSFETなどを採用している

補助電源の差し忘れは意外とあるが、「STRIX-GTX780-OC-6GD5」では赤と白のLEDで、ひと目で状態がわかるようになっている。細かいところだが、うれしい配慮だ

多機能な付属ツールにも注目

 「STRIX-GTX780-OC-6GD5」には、ASUSオリジナルツールの「GPU Tweak」とストリーミング配信ツールの「GPU Tweak Streaming」が付属する。

モニタリングやオーバークロック、GPU情報の確認などを行なえる「GPU Tweak」。定番GPUツール「GPU-Z」がベースになっている

 「GPU Tweak」はGPU温度やファンの回転数、GPU負荷などのモニタリングや各種オーバークロック設定が可能で、「GPU Tweak Streaming」は、デスクトップ上の指定範囲やウェブカメラ、静止画などをひとつの映像として配信できる。両アプリともに表示は英語になるが、操作は難しくないので、PCに詳しくない人でも大丈夫だ。

設定すれば、GPUコア電圧や「Power Target」の変更も可能に。各種設定は保存できるので、ヘビー級ゲームを遊ぶときは、限界までオーバークロックした設定をロードすることも簡単にできる

超静音も長時間もゲーミングは
「STRIX-GTX780-OC-6GD5」におまかせ

 PCゲーム向けの「STRIX」シリーズの日本第1弾となるセミファンレス仕様の「STRIX-GTX780-OC-6GD5」は、PCノイズに邪魔されずに音楽や動画の視聴を堪能したいが、最新の3Dゲームも遊びたいという、今まで両立が難しかったPCが容易に組める一品といえるだろう。

「STRIX-GTX780-OC-6GD5」なら、静音とハイパワーという、今まで両立が難しかったPCが組める

 当然、品質面もASUSこだわりのデジタル電源回路や高耐久部品でバッチリ。ビデオカードは、静音マニアもハイエンドゲーマーも「STRIX-GTX780-OC-6GD5」に要注目だ。

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