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ASUS「STRIX-GTX780-OC-6GD5」

GTX 780搭載でセミファンレス! 静音VGAの革命児ASUS「STRIX」

2014年07月19日 12時00分更新

文● 藤田 忠

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ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアでも
ファン回転音が気にならないレベル

 続いては軽いレベリングや素材集めは、ウィンドウ表示で行なうことが多い「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」だ。テストは実際にゲームにログインしてプレイを行なっているため、テストごとでGPUにかかる負荷は異なってしまっている。

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア
(1280×720、ウィンドウ表示、描画標準設定)
  スタート時 10分
経過後
20分
経過後
30分
経過後
40分
経過後
50分
経過後
60分
経過後
最大
GPU温度 59度 61度 61度 61度 62度 62度 62度 64度
ファン回転数 0rpm 219pm 256rpm 256rpm 298rpm 307rpm 278rpm 470rpm
コアクロック 731MHz 666MHz 666MHz 666MHz 666MHz 666MHz 666MHz 731MHz
メモリークロック 1502MHz 405MHz 405MHz 405MHz 405MHz 405MHz 405MHz 1502MHz
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア
(1280×720、ウィンドウ表示、描画高設定)
  スタート時 10分
経過後
20分
経過後
30分
経過後
40分
経過後
50分
経過後
60分
経過後
最大
GPU温度 64度 66度 63度 63度 63度 61度 64度 68度
ファン回転数 552rpm 761pm 585rpm 628rpm 502rpm 1033rpm 615rpm 1101rpm
コアクロック 731MHz 1019MHz 757MHz 757MHz 731MHz 744MHz 731MHz 1032MHz
メモリークロック 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア
(1280×720、ウィンドウ表示、描画最高設定)
  スタート時 10分
経過後
20分
経過後
30分
経過後
40分
経過後
50分
経過後
60分
経過後
最大
GPU温度 65度 67度 65度 63度 59度 61度 61度 69度
ファン回転数 938rpm 997pm 743rpm 872rpm 722rpm 816rpm 599rpm 1301rpm
コアクロック 888MHz 1032MHz 862MHz 966MHz 888MHz 914MHz 731MHz 1032MHz
メモリークロック 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz

 解像度1280×720ドット ウィンドウ表示は、描画設定「最高」、「高」、「標準」の3種類を試したが、「標準」でもファンは200~300rpmの低速ながら回転した。ただ、回転音はバラック状態でも、まったく気にならないレベルで、目視しないとファンが回転しているのか判断できず、インテル純正CPUクーラーの回転音の方が耳に付くことのほうが多かった。

 また、ワンランク上の描画設定となる「高」では、GPU温度が67度、GPUコアクロックが1032MHzまでアップした際に、ファン回転数が1101rpmまで上昇したが、GPU温度が低下する1分程度の間のみで、おおむね回転音が気にならない500rpmから1000rpm未満の回転数を維持していた。

 ウェブ攻略ページを見ながらのクエスト消化やレベリングなどは、ファンが低速回転する静かな低解像度のウィンドウ表示で、ゆったりプレイして、大規模戦などを行なう時は、迫力ある1920×1080ドットの最高描画で遊ぶのが良さげだ。

 ちなみに、「STRIX-GTX780-OC-6GD5」のファン制御は、とくに専用ツールのインストールや設定は不要。NVIDIAのウェブサイトからダウンロードできる最新GPUドライバーでも動作するので、PC自作初心者はもちろん、ゲームのパフォーマンスが向上することが多い最新ドライバーを使いたいこだわり派も安心だ。

高負荷時も強力冷却で
安定度もバッチリ

 最後は、GPU負荷がグッと高くなる解像度1920×1080ドットの「最高」設定で、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」を1時間プレイ。「STRIX-GTX780-OC-6GD5」が備えるGPUクーラーの冷却性能をチェックしてみた。

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア
(1920×1080、フルスクリーン表示、描画最高設定)
  スタート時 10分
経過後
20分
経過後
30分
経過後
40分
経過後
50分
経過後
60分
経過後
最大
GPU温度 68度 67度 65度 67度 67度 67度 68度 69度
ファン回転数 890rpm 1333rpm 1189rpm 1225rpm 1312rpm 1330rpm 1354rpm 1385rpm
コアクロック 1019MHz 1032MHz 868MHz 1032MHz 1032MHz 1032MHz 1032MHz 1032MHz
メモリークロック 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz 1502MHz

 リファレンスクーラーだと80度前後になるGPU温度は、最大69度、平均66~67度と、ASUSオリジナルGPUクーラー「DirectCU II」の名に恥じない高い冷却性能を示す結果に。これなら、より高負荷なヘビー級ゲームも長時間安心してプレイ可能だ。

 さすがにファンの回転数は、1000rpmオーバーになったが、バラック状態で、やや低めの回転音が聞こえる程度なので、吸音シートなどを装備する静音向けPCケースに収めれば、まったく気にならないだろう。

 また、GPU温度を抑えるために、GPUクロックを抑えるといったこともなく、ブースト時はASUS規定のクロックを大きくオーバーする1032MHzで動作しているのも、うれしいところだ。

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