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アスクルがグルメ通販にも進出、「ごちクル」と提携

2014年07月07日 17時05分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 スターフェスティバル(スタフェス)は、アスクルを引受先とする第三者割当増資及び新株予約権付社債の発行等による総額28億円の業務・資本提携契約を締結した。

 スタフェスは弁当・ケータリング商品を宅配する総合サービス「ごちクル」を運営。アスクルはオフィス用品の通販サービスを展開する。両社の今回の提携での狙いの1つは、共同配送等による効率化。「ごちクル」は配送が昼食や夕食に集中するため、その間にはアスクルの100%子会社であるBizexの配送サービスを活用。逆に「ごちクル」の配送の空き時間は、スタフェスの配送車をアスクルの配送に活用する。

アスクル×ごちクルが相乗効果を生み出すイメージ
アスクル×ごちクルが相乗効果を生み出すイメージ

 もう1つの狙いは、「ごちクル」のサービスをアスクルのユーザーにも提供すること。アスクルはサービスの範囲を弁当・ケータリング商品の宅配サービスにまで拡大できるが、これは一方でアスクルのユーザーを新規客として「ごちクル」が獲得できるメリットがある。「ごちクル」サービスのアスクルへの展開は11月を目標にする。アスクルがついに、オフィスでの「食の需要」にも応えようというわけだ。

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