アスクルは7月4日、弁当・ケータリングの総合宅配サービス「ごちクル」を運営するスターフェスティバルと業務・資本提携すると発表した。
スターフェスティバルが、アスクルを引受先とする第三者割当増資と新株予約権付社債を発行。株式の取得額は総額28億円となる。
11月を目標にスタフェスの中食サービス「ごちクル」をアスクルのサービスとして採用して顧客に展開することで、スターフェスティバルの顧客基盤を拡大させ事業成長につなげる。
また、「ごちクル」の弁当をアスクルの子会社であるBizexの配送サービスを活用し配送すること、またはスタフェス配送車の空き時間をアスクルサービスに活用することにより、配送密度および配送効率の向上を図るべく早急にテストを開始。効果を見ながら順次対象エリア・時間帯を拡大し、両社のコストダウンを図る。
そのほか、アスクルのサービスをスタフェスティバルパートナーである外食産業従事者に展開することについても、提携上のシナジー効果が得られるか検討する。