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乾拭きと水拭きがスイッチひとつで

拭き掃除版ルンバ!? iRobot、お掃除ロボ「Braava」

2014年07月01日 22時22分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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iRobotが7月1日に発表した「Braava 380j」は拭き掃除に特化したロボット

 一言で表すと「拭き掃除版ルンバ」。iRobotが7月1日に発表した「Braava(ブラーバ) 380j」は同社のお掃除ロボット第2弾。フローリング床の拭き掃除に特化したロボットだ。

 欧米を中心とした海外では「380t」の名称ですでに販売中。好評なことから、カラーリングをホワイトにして、国内でも展開する。

本体全面にはバンパーを搭載。本体の故障を防ぐとともに、家具に当たっても傷つけにくいようになっている

 モードは水拭きの「ウェットモード」と、乾拭きの「ドライモード」というシンプルな2モード。ウェットモード時はタンクに水を入れた上で、水拭き専用のウェットクロスを装着、ドライモード時は乾拭き用のドライクロスを装着して使う。稼動時間はウェットモードで約4時間、ドライモードで約2.5時間。稼動面積はウェットモードで約20畳、ドライモードで約56畳。またクロスはウェット用、ドライ用のいずれも洗濯して再利用が可能。傷んだ場合には、「交換用クロスセット(ドライクロス2枚・ウェットクロス1枚)」「交換用クロスセット(ウェット3枚)」がそれぞれ1944円で購入できる。

ボタンは電源、ウェットモード、ドライモードの3つで明快

 ボタンも電源、ウェットモード、ドライモードの3つだけで明快。発表会場での展示機を見た限り、セッティングにもさほど手間がかからない印象だ。また当然ながら、掃除機のように吸い込んでゴミを集めるわけではないため、排気がゼロな点も魅力の1つ。

付属の「NorthStarキューブ」。約5cm四方の立方体状のアクセサリーだ

 本体にはルンバシリーズ同様、各種センサーを搭載し、部屋の形状や家具の配置に合わせた動きが可能。付属の「NorthStarキューブ」を利用すれば、「いまどこを掃除しているのか」「次にどこを掃除すればいいのか」を判断し、さらに正確な拭き掃除を実現するという。

充電器と充電端子

 寸法は約幅244×奥行き216×高さ79mm、重量は約1.8kg。同社直販サイトでの直販価格は3万5640円で、7月4日より販売する予定だ。

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