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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第167回

2段階認証でGoogleやSNSで不正アクセスを防止する技

2014年07月02日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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ひっそりと2段階認証できている?
Twitterの場合

 Twitterも2段階認証に対応しているのだが、日本では対応していないというメッセージが出たり、サポートページにログイン認証を一時的に停止している、という告知が出たりしており、少々不安定なようだ。とはいえ、筆者の環境では利用できているので、その方法を紹介しておこう。

公式Twitterアプリの設定を開き、アカウントを選択する

「セキュリティ」をタップする

「携帯番号を追加」をタップする

Twitterにサインインする

電話番号を入力する

SMSが届くので6桁のPINコードを覚える

コードを入力する。「日本国内では利用できません」と書いてあるが無視する

認証完了

設定から「セキュリティ」が開けるようになっているので、「ログイン認証」をオンにする

端末を紛失するなど、万一に備えてバックアップコードを保存しておく。スクリーンショットを自分のGmailアカウントやDropboxなどのクラウドサービスに保管しておこう

ほかのアプリでTwitterにサインインしようとすると、「ログイン認証のリクエストを送信」という画面になる

認証した端末の「ログインリクエスト」を開くと、その端末が表示されている。チェックをタップすると、認証できる。保存したバックアップコードで認証することも可能だ

認証されると、引き続きアカウントの連携処理が進められるようになる

 2段階認証の設定を有効にしていれば、不正アクセスの被害にはあいにくくなる。基本は、メインのスマホでセキュリティーコードを発行したり認証する。それぞれにバックアップコードが用意されているので、必ずスマホ以外の場所に保存しておこう。

 次回は、Apple ID、Yahoo!、Dropbox、Evernoteで2段階認証を行なう方法を解説する。加えて、今話題のLINEで不正アクセスを防止する方法も紹介する予定だ。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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