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iPhoneやPCで高音質リスニングを楽しむポータブルアンプのススメ 第2回

iPhoneでDSD再生もできる! 人気沸騰中のポタアンを試す!!

2014年07月01日 17時00分更新

文● 鳥居一豊

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変換アダプターかと勘違いしそうな小ささ!!
こちらもDSD対応のレゾネッセンス・ラボ「HERUS」

レゾネッセンス・ラボ「HERUS」

USB変換アダプターサイズながら本格的なポタアンとなるレゾネッセンス・ラボ「HERUS」

 続いては、レゾネッセンス・ラボの「HERUS」(実売価格4万5000円前後)。幅31.7×奥行63.5×高さ19mmという本体サイズは、パッと見るとUSB変換アダプターかと思ってしまいそうな小ささだが、れっきとしたUSB DAC内蔵のポタアンだ。こちらもリニアPCMは最大352.8kHz/24ビット、DSD音源は2.8/5.6MHzに対応する。

 DACは、このところ高級オーディオ機器での採用が相次いでいるESSの「ES9010-2M」を採用。コンパクトなサイズながら、先進的な電源回路を採用することでUSBバスパワー駆動ながらも強力な駆動力と低消費電力を実現している。

 USBバスパワー駆動のため、バッテリーは内蔵しないが、低消費電力設計によりiOSデバイスとの接続時でも充電なしで動作は可能となっている。

HERUSの正面写真。出力端子はヘッドホン出力のみ。端子は標準プラグとなっているので、一般的なヘッドホンを使う場合は標準―ステレオミニの変換プラグが必要

HERUSの正面写真。出力端子はヘッドホン出力のみ。端子は標準プラグとなっているので、一般的なヘッドホンを使う場合は標準―ステレオミニの変換プラグが必要

背面のデジタル入力端子はUSB B端子のみ。必要最小限の装備だ

背面のデジタル入力端子はUSB B端子のみ。必要最小限の装備だ

 小さなボディーはアルミ削りだしで高い質感となっているが、入力はUSBのみで、出力もヘッドホン端子のみと極めてシンプル。変換アダプターのような小ささなので、持ち歩きに困ることはほとんどないと思うが、結束用のバンドや接続ケーブルなどのアクセサリーは付属しないので、必要ならば自分で用意する。

(次ページに続く、「落ち着いたニュートラルな再現」)

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