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NEC AT製の新型WiMAX 2+ルーターを東京と名古屋で使い倒した!

2014年06月27日 17時00分更新

文● スピーディー末岡/アスキースマホ総研

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新幹線に乗りながら
そしてRQ撮影会での生放送まで使いまくり

 次に、新幹線に乗りながら使用してみた。東京から名古屋までの1時間半程度繋ぎっぱなしにしたのだが、さすがにほとんどのエリアで圏外になってしまった。とはいえ、停車駅やその近郊では電波が全開で、一部区間では走行中でもそれなりに通信することができた。最近は東海道新幹線でもN700系であれば無線LANサービスをやっているので、どうしても移動中にネットをしないといけない場合は、そちらを利用するのもいいだろう。

新幹線で仕事をしながら……と思ったが、思いのほか切断されまくってしまった。トンネルや山間部が多いので仕方がない

新幹線で走りながらでも繋がるエリアはあったが、残念ながらWiMAX 2+は入らなかった。しかも、電波も圏外か否かという微妙なレベル。新幹線は速いが、電波は速くないのでスピーディー的には不満な部分

 名古屋では、グッドスマイルレーシング主催のレースクイーン撮影会で使用した。場所が清須市だったので正確には名古屋市ではない。会場内ではTwitterやニコニコ生放送で活用した。画像付きのツイートもサクサクアップロードでき、さらに生放送でも止まることなく30分間放送できた。

撮影会のスタジオ内で速度計測したところ、下りが約27Mbps、上りが約7Mbps出ていた。生放送やTweetをする際、上りの速度が必要なので、7Mbps出ていたのはありがたい。やはりモバイルルーターはスピーディーでなくては!

グッドスマイルレーシング初開催のレーシングミクサポーターズ フォトセッション。多くのファンが詰めかけ、イベントは大成功だった

会場からは生放送も行なっていたが、まったく途切れることなく、カクカクにもならず快適な放送ができた。WiMAX 2+に繋がってたのが大きいだろう

 サーキットなど、郊外ではWiMAXはほぼエリア圏外なので、そういった場所でネットをしたい人にはauの4G LTEにも対応したHDW14がいいかもしれないが、大都市の街中で持ち歩きたいならかなりオススメできる。特にWiMAX 2+のエリアはこの夏に東名阪以外にも、札幌、仙台、広島、福岡などの都市に拡大する。持ち運びのしやすさに加え、WiMAXならではの速度、そしてWiMAX 2+でも25ヵ月間は通信量制限がないのが大きい。月額が3696円(税抜き、基本使用料4196円/月に、おトク割-500円/月を適用した価格、25ヵ月間)と比較的安価なのも、スマホとの二刀流を考えている人にはポイントだろう。

ハードキーによる操作性は微妙だったが、この端末の良いところはスマホのアプリでルーターの設定や情報確認ができるところだ

 モバイルルーターは数あれど、デザイン面でも性能面でも個性的な端末なので、自分の行動範囲と合うのであれば“買い”と言えるだろう。


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