DMM.comは6月26日、同社の運営する「DMM.make」による3Dプリントサービスと、アドビシステムズの画像編集ソフト「Adobe Photoshop CC」が連携したことを発表した。
DMM.comが提供する専用の3DプリントプロファイルをPhotoshop CCにインストールすることで、出力先としてDMM.makeが追加される。出力したデータをDMM.makeの注文ページより入稿することで、3Dプリントサービスが利用可能だ。プロファイルは、DMMによる特設サイトよりダウンロードできる。
プロファイルの開発はDMM.comが担当した。米アドビシステムズによる検証が実施され、正式に認可を受けているという。
DMM.comはプロファイルの提供開始にともない、都内で記者向けの発表会を開催。連携に際して、DMM.com 3Dプリント事業部の岡本康広氏が「Photoshopは画像編集ソフトのデファクトスタンダードと言える存在。利用ユーザーも多く、DMM.makeのユーザー増加も望めるのではと魅力を感じて連携に至った」などコメントした。
またDMM.makeの広告に出演しているビートたけし氏は今回の連携に際し、「従来のPhotoshopコアユーザーであるデザイナーやクリエイターが、DMM.comの高品質&低価格なサービスを利用できることにより、3D製作のハードルを下げ、クリエイターたちの想像力を活性化しその土壌を牽引していくことと思います(抜粋)」との声明を出している。