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Core i5モデルは写真加工や動画編集もできる十分な性能

15.6型「Lenovo G50」はバリバリ普段使いできるか、Haswell Refreshモデルのパワーを検証

2014年06月27日 11時00分更新

文● 高橋量

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一般的な作業なら問題なパワー

 次に上位モデルのベンチマーク結果を紹介しよう。なおテストをするにあたって、Windows 8.1の電源プランを「高パフォーマンス」に設定している。

 Windows 8.1の快適さを表わす「Windows エクスペリエンスインデックス」では、CPUの処理性能を表わす「プロセッサ」が「7.2」、メモリーのアクセス性能を表わす「メモリ」が「7.3」と非常に高い結果となった。

試用機のWindowsエクスペリエンスインデックス(Windowsシステム評価ツールの結果)
プロセッサ 7.2
メモリー 7.3
グラフィックス 4.9
ゲーム用グラフィックス 5.2
プライマリハードディスク 5.9

試用機のWindowsエクスペリエンスインデックス(Windowsシステム評価ツールの結果)

 デスクトップの描画性能を表わす「グラフィックス」とゲームプレー時の3D描画性能を表わす「ゲーム用グラフィックス」のスコアが低めだが、Windows 8.1の操作感にあまり影響はないため気にする必要はない。またストレージのアクセス性能を表わす「プライマリハードディスク」の「5.9」については、それほど高くない結果だ。だがこの値はHDDの最高スコアであり、これ以上のスコアはSSDでなければ出ないことを考えると納得できる。実際にそれなりの時間「Lenovo G50」を触っているが、Windows 8.1が遅くてイライラするような場面はなかった。

 「CrystalDiskMark」でストレージのアクセス速度を計測したところ、シーケンシャルリードで112MB/秒という結果だった。SSDよりもアクセス速度は劣るが、一般的な5400回転のHDDよりは速い結果だ。またCPUの性能を計測する「CINEBENCH」では、据え置きで使うデスクノートとしては標準的なスコアが出ている。

「CrystalDiskMark」によるストレージのアクセス速度計測結果

「CINEBENCH R11.5」のベンチマーク結果

「CINEBENCH R15.0」のベンチマーク結果

 日常的な作業に関する性能を計測する「PCMark 8バージョン2」の「Home accelerated 3.0」では「2338」という結果だった。PCの総合的な性能を計測する「PCMark 7」の「2599」という結果と合わせて考えると、性能としては標準よりやや高めといったレベルで、一般的な作業なら問題なパワーを持っているといえる。

「PCMark 8バージョン2 Home accelerated」のベンチマーク結果

「PCMark 7」のベンチマーク結果


(次ページ「設定しだいで3Dゲームも快適に遊べる」へ続く)

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