Core i5モデルは写真加工や動画編集もできる十分な性能
15.6型「Lenovo G50」はバリバリ普段使いできるか、Haswell Refreshモデルのパワーを検証
2014年06月27日 11時00分更新
下位モデルは低消費電量だが、バリバリ使うならパワフルな上位モデルを
「Lenovo G50」にはCPUにCore i5-4210U(1.70GHz)を採用した上位モデルと、Celeron N2830(2.16GHz)を搭載した下位モデルが用意されている。それぞれのCPUの違いは、下記の表の通り。計算処理については上位モデルに搭載されているCore i5-4210Uのほうが優れているが、下位モデルのCeleron N2830については消費電力が低く、さらに価格が安いというメリットがある。
上位モデルと下位モデルのCPU性能の違い | ||
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Core i5-4210U | Celeron N2830 | |
コア数/スレッド数 | 2/4 | 2/2 |
動作周波数 | 1.7GHz | 2.16GHz |
最大動作周波数 | 2.70GHz | 2.41GHz |
キャッシュ | 3MB | 1MB |
最大TDP | 15W | 7.5W |
内蔵GPU | インテル HD グラフィックス 4400 | インテル HD グラフィックス |
上位モデルである試用機のメモリーは8GB。下位モデルではメモリーは4GBとなる。ネットやメール程度なら4GBでも十分だが、ブラウザーや各種アプリを快適に利用するとなると8GBは欲しいところだ。
ストレージは500GB HDD。試用機に搭載されていたのはシーゲート製の「ST500LT012」で、回転数は毎分5400回転、キャッシュメモリーは16GBだ。アクセス速度はSSDよりも遅いものの、容量が大きくて価格が安いというメリットがある。
GPUは両モデルともにCPU内蔵で、上位モデルではインテル HD グラフィックス 4400、下位モデルではインテル HD グラフィックスとなる。インテル HD グラフィックス 4400なら解像度や画質を調整することで3Dゲームをある程度は遊べるが、下位モデルでは厳しいだろう。
下位モデルのスペックはエントリーモデルとしては標準的で、メールやネット閲覧、文書作成程度の作業なら問題はない。写真加工や動画編集など負荷の高いソフトを使ったり、複数のソフトを同時に開きながら作業を行なうなら上位モデルを選ぶべきだ。
(次ページ「一般的な作業なら問題なパワー」へ続く)
