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楽天、インドに初の開発拠点を開設

2014年06月26日 03時25分更新

記事提供:通販通信

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 楽天は6月25日、米国ITコンサルティングサービス企業であるPROLIM Global Corporationと連携して、インドに包括的な開発拠点「Rakuten India Development and Operations Center(RIDOC)」を設立した。

 RIDOCは、バンガロールにあるワールド・トレード・センター内に開設。楽天は、これまでプロジェクト単位で関わることの多いパートナー・スタッフに関し、プロジェクト終了後に知識と技術が社内に蓄積されにくい問題を抱えていた。今回、RIDOCの設立によってBOT(構築-運営-移転)方式によってインドでの開発を補完できるようになり問題が解決できる。これにより人材を維持・確保するとともにナレッジベースを拡充し、パートナー・スタッフにも、世界中の楽天グループ企業のプロジェクトに携わっていく機会を提供する。RIDOCの設立は中国(北京)、米国(サンフランシスコ)とシンガポールの開発拠点に続くもの。

 RIDOCでは現在、インフラに関する事業プロセスとリソースが中心に据えられているが、インフラのオートメーション化、ソフトウェア開発、品質保証に関する人材育成も実施。将来的には、楽天のグローバル事業を拡大するほかの国・地域にもRIDOCを展開し、楽天の戦略的な成長を支える。

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