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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第45回

Googleドライブに対応! 新しくなったPDFビューワー「GoodReader 4」を徹底解説

2014年06月26日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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Googleドライブとの自動同期に対応した

 「GoodReader」はアプリ内でファイルを管理するが、DropboxやiCloudなどのクラウドサービスと連携でき、特定のフォルダーと自動同期することもできる。「GoodReader」をクラウドサービスのように利用でき、超絶便利。新バージョンでは、Googleドライブもサポートした。

「Connect」から「Servers」を開き、「Googleドライブ」を登録する

同期したいフォルダーを開き、「Sync」をタップする。「Download」で単に端末へダウンロードすることもできる

「Proceed」をタップする

アプリ内のフォルダーを指定する

設定画面が開くので「Sync」をタップする。「Download only sync」をオンにすると、アプリの編集結果はクラウド側に反映させないようになる

「Connect」の「Downloads」で同期しているフォルダーを確認したり、更新・削除などが可能

名刺データが同期できた。PCでスキャンしてアップロードしたデータも、「GoodReader」ですぐに確認できる

細かい機能もブラッシュアップ

 PDFの閲覧画面で、ページをジャンプする際、サムネイルがポップアップするようになるなど、細かい機能がブラッシュアップされている。動作も高速で快適に利用できる。

ゲージを動かすとそのページのサムネイルが表示される

 その他の、従来から備えているPDFの閲覧や管理、編集機能などは以前と同じように利用できる。こちらは「神アプリの説明書 ― 第1回 何でも見られる神ビューアー「GoodReader」を徹底解説」と「神アプリの説明書 ― 第2回 PDF編集からファイルの圧縮解凍も 「GoodReader」を徹底解説」を参照して欲しい。

 Apple Storeのカスタマーレビューにときどき書かれているように、前バージョンと比べてそれほど大きく変化しているわけではない。前バージョンを使っているユーザーは新たに搭載された機能をチェックし、使いそうなら購入するようにするといいだろう。現状で不満がないならそのまま使い続ける手もある。

 まだ「GoodReader」を持っていない人は、ぜひ入手して欲しい。月に1回でもPDFファイルをメールやクラウド経由で受け取り、チェックしたり注釈を付けて返信する人なら満足するはず。圧縮ファイルで受け取っても、アプリ内で解凍できるので問題なし。アプリの完成度から考えると、700円は格安。神アプリの称号は継承できるだろう。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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