首を振って自然に対話できる「公園彼女」
もうひとつ、次元の壁を越えられるソフトとして注目したのが、aiminoさんが作成したビジュアルノベルの「公園彼女」。公園のベンチに座って、彼女と会話できるという内容になる。
このソフトで特筆すべきは、頭を上下左右に振ることで、自然と対話できるという点になる。VRヘッドマウントディスプレーで3Dの世界に旅立った際、ゲーム用のコントローラーで操作すると、どうしても人間の振る舞いとかけ離れてしまって、没入感が落ちてしまう。公園彼女では、Oculus Riftが内蔵している加速度センサーで頭の動きを取得。例えば、縦に首を振ったらOK、横に振ったらNOという感じで、シナリオを進められるのが素晴らしい。
アニメやゲームのキャラを愛するがあまり、「次元の壁を超えたい!」と熱望している方も多いはず。「キス彼女」も「公園彼女」も「MikuMikuDance」(MMD)用のキャラを使って作られているため、他のキャラクターに差し替えることが可能だ。ということは……。あとはおわかりいただけるだろう。
いろいろはかどりそうなVRコンテンツがそろうOcufes。実は「百聞は一見に如かず」で、記事でいくら言葉を重ねても伝わらないので、次回開催される際には、ぜひとも参加してほしい。