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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第49回

カメラが超絶進化したau「AQUOS SERIE」を使い倒す!

2014年06月27日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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発色と視認性が向上したIGZOディスプレー

 今年の夏モデルからシャープ端末のIGZOは、色彩表現回りの強化が施されている。これまでのIGZO搭載スマホは「なんか色が薄い」と感じていたのだが、新開発のバックライト「PureLED」と映像エンジン「FEEL artist」により、発色がとてもよくなっている。具体的にはインパクトが弱いと感じる要因だった赤色の発色が大きく改善されており、画質モード「ナチュラル」での発色はとても良好で、S-CG Silicon液晶と比べても遜色ないものになっている。

 見た目の派手さを優先してか、店頭展示の多くでは「ダイナミック」に設定されていることが多く、この場合はやたらと赤色が強く見えてしまうため、店頭チェック時は画質モードを「スタンダード」か「ナチュラル」に変更して確認してほしい。なお「スタンダード」も少し赤を強調しているが、「ナチュラル」と比べても好みの範囲の問題だ。

視野角はやや広め。写真の角度より先へ行くと、色の破綻が起きる場合がある。といってもこの角度までOKならば常用で困るシーンはないだろう

「画質モード」から発色傾向を変更できる。店頭では「ナチュラル」でのチェックをオススメする

 次にパネルの明るさ。カタログスペック上ではとくに触れられていないが、輝度最大時は屋外でもそれなりに見やすいく調整されている。それもあってか日陰や室内では輝度中間でもやや眩しく感じるほどだ。ステータスパネルからの輝度調整は自動を除くと3段階しかなく、やや不便。微妙な調整をしたい場合はアプリを探すといいだろう。

室内での輝度最大

室内での輝度中間

室内での輝度最低

室内での輝度最低時は光源が直上にある場合、辛うじて見えるくらいだが、写真のように光源の位置を考慮した場合はけっこう見える

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