7万円台の15型ノート「LIFEBOOK WA1/R」(LIFEBOOK AH53/R)と「My Cloud」でXP環境から脱出! (1/7)
2014年06月30日 15時30分更新
XPを使い続けるのは危険! 今すぐ最新PCに乗り換えよう
2014年4月9日にWindows XPのサポートが終了してから、間もなく3ヵ月が経過しようとしている。すでにOSやPCを変えるなどして対応している方もいるが、サポートが終了した現在でも多くのユーザーがWindows XPを使い続けているのが現状だ。アメリカの調査機関「Net Applications」によると、2014年5月時点でWindows XPのシェアは25.27%とのこと。4人にひとりはまだWindows XPを使い続けていることになる。2014年6月末の予測値にはなるものの、日本に限っても、個人向け市場におけるWindws XPのシェアは全体の8.7%(351万台)とされている。ASCII.jpの読者であれば、自分のPCは最新モデルに変えたが、家族のPCはWindows XPのままという方もいるのではないだろうか?
これまでに何度も目にしていると思うが、ここでもう一度Windows XPを使い続けることの危険性について解説しよう。もっとも重大なのは、Windows Updateの修正プログラムやセキュリティ更新プログラムを使えなくなる点。今後Windows XPに新たなぜい弱性(セキュリティー上の弱点や欠陥)が発見されても、何も対処できないのだ。たとえサードパーティ製のセキュリティーソフトを導入していたとしても、システムそのものの弱点を突かれるとなす術がない。その結果ウイルスに感染して大事なデータが失われたり、名前や住所、クレジットカード番号などの個人情報が流出してしまうこともある。
被害を被るのは自分だけではない。ウイルスやスパイウェアなどいわゆる「マルウェア(悪意のあるソフト)」に感染してしまうと、メールやファイルのやりとりを通じて知人や取引先にまで被害が及ぶ可能性がある。ネットに接続していないPCでも、USBメモリー経由で感染することもあるのでやっかいだ。マルウェアやそのほかの原因でファイルが破損したりPCが起動しなくなったとしても、サポートが終了しているため解決すらできない状況となる。
そのほか新しいソフトや周辺機器が対応していない、ウェブサイトが重くて使いにくい、正常に表示されないなども考えられる。以上のように、Windows XPを使い続けるのはデメリットばかりで、メリットはひとつもないのだ。まだWindows XPマシンを使っているなら、今すぐPCを買い替えるべきだ。
Windows XPを使い続けるのはこんなに危険!!
- ・セキュリティ更新プログラムが配信されないので、
ウイルス感染や情報流出の危険性が極めて高い - ・自分のPCが踏み台にされて、取引先や知り合いがウイルスに感染してしまうこともある
- ・無料/有償のサポートが終了しているので、深刻な問題が発生しても解決できない
- ・新しいソフトウェアや周辺機器が使えない、サポートを受けられない
低価格で安心&便利な「LIFEBOOK WA1/R」がオススメ!
では、Windows XPから乗り換えるならどんなPCを購入するべきか? まず絶対条件として挙げられるのは、最新のOSであるWindows 8.1 Update/Windows 8.1を搭載したマシンであることだ。実は、Windows Vistaは2017年4月、Windows 7は2020年1月にサポートが終了してしまう。購入したPCを長期間利用することを考えるなら、サポート期間が長い最新OSを使うべきだ。
また性能については、現在Windows XP搭載PCを使っている方なら、最新モデルのスピードや快適さに驚くはずだ。最も安価な製品でも、Windows XP時代のPCよりも性能が高い。
これまでに撮りためた写真や動画の量が多い方でも、ストレージ容量が多いモデルが豊富にあるため困ることはないだろう。USB 3.0端子など最新のインターフェースを複数搭載しているため、周辺機器もつなぎやすくなっている。その上で付属ソフトが豊富なモデルを選べば、ソフト購入にかかるコストを抑えられる。
そして最も大事なのは、サポート体制がしっかりしているメーカーの製品を選ぶことだ。万が一のときに役立つ保証サービスはもちろん、問題が発生した際の問い合わせ窓口の存在も、製品を選ぶ際の重要な要素のひとつとなる。Windows 8.1でつまずくことがあっても、わかりやすく説明してくれるメーカーを選びたい。
以上の条件を満たすPCとしてオススメしたい製品が、富士通の15.6型ノートPC「LIFEBOOK WA1/R」だ。このマシンは、店頭で販売されている「LIFEBOOK AH」シリーズをベースにした直販サイト「富士通WEB MART」限定販売のカスタムメイドモデルで、CPUの種類やメモリー、ストレージ(HDD)の容量などを好みに応じて選択可能な点が特徴だ。
しかも、LIFEBOOK WA1/Rは富士通WEB MARTでもっともリーズナブルな構成を選べば7万円代前半という手頃な値段で購入できるため、非常に魅力的なのだ。
また、付属ソフトを使えばLIFEBOOK WA1/Rでも写真編集などが行なえるほか、富士通の独自アプリ「My Cloudプレイ」で大量の写真を自動で整理させることもできる。富士通マシンのユーザーであれば、クラウドサービス「My Cloudライブラリー」の容量を5GBまで無料で使えるのもポイントだ。Windows XPマシンのデータは「パソコン乗り換えクラウドサービス」を使って、クラウド経由で新マシンに移行できるのでPC乗り換え作業もお手軽そのものだ。
以上のように、「LIFEBOOK WA1/R」は最新PCをできるだけお得に、できだけリーズナブルに購入し、そして手間なく乗り換えたいという人に向いている。そこで次ページからは、「LIFEBOOK WA1/R」の特徴や基本性能について紹介しよう。
試用機の主なスペック | ||
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製品名 | LIFEBOOK WA1/R (シャイニーブラック) |
LIFEBOOK AH53/R (アーバンホワイト) |
富士通WEB MART価格 | 7万7112円から(クーポン適用価格、2014年6月現在) | 19万4400円(2014年6月現在) |
CPU | Intel Celeron 2950M(2.00GHz、2コア/2スレッド) | Intel Core i7-4702MQ(2.2GHz、4コア/8スレッド、HTテクノロジー対応)、インテル ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応 |
チップセット | モバイル インテル HM86 Express チップセット | |
メインメモリー(最大) | 4GB(16GB) DDR3L PC3L-12800、デュアルチャネル対応可能 | 8GB(16GB) DDR3L PC3L-12800、デュアルチャネル対応 |
ディスプレー (最大解像度) |
15.6型ワイド(1366×768ドット) スーパーファイン液晶、タッチ非対応、LEDバックライト | |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics(CPU内蔵) | Intel HD Graphics 4600(CPU内蔵) |
ストレージ | 約500GB HDD(5400回転/分) | 約750GB HDD(5400回転/分) |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載) |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T) | |
インターフェース | USB 3.0端子×3、USB 2.0端子×1、HDMI端子、アナログRGB端子、Bluetooth 4.0+HS、92万画素ウェブカメラ | |
ダイレクト・ メモリースロット |
SD/SDHC/SDXC対応 | |
テレビ機能 | なし | |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、デジタルモノラルマイク、マイク/ラインイン端子、ラインアウト/ヘッドホン端子 | |
本体サイズ/重量 | 約幅378×奥行き252×高さ25.5mm/約2.2kg | |
バッテリー駆動時間 | 約4.6時間(JEITA 1.0)、約2.9時間(JEITA 2.0) | 約4.5時間(JEITA 1.0)、約3.7時間(JEITA 2.0) |
オフィスソフト | なし | Office Home and Business 2013 |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) |