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電磁ノイズに強く高速データ処理が可能

パナソニック、業界初の光アクティブコネクタを製品化

2014年06月23日 16時57分更新

文● 行正和義

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光アクティブコネクタ

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は6月23日、機器同士が高速で双方向光通信ができる「光アクティブコネクタ」を製品化したと発表した。機器埋込み式機器組み込み用双方向光アクティブコネクタとしては業界初という。

 計測機器や医療機器などに用いる機器のデータ通信コネクタで、電気的ノイズの多い環境下でも高速な信号伝送が行え、機器間を電気的に絶縁できる。とくに医療現場では大容量データを高速で送受信する医療機器が多く登場してきており、また人体に接触する計測器も多い。電気的ノイズを出さず、周囲のノイズの影響を受けにくく、機器と人体を電気的に絶縁できるため安全性も確保される。

 光ファイバー(ケーブル長さ最大5m)によるデータ伝送により20M~60Mbpsの高速通信が可能。コネクタ部は電気・光変換機能(3.3Vで動作)を内蔵し、通常の電気コネクタと同様に扱える。サンプル価格は1mケーブルのプラグで8000円、レセプタクルは1個250円。

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