このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

ついに発表、Amazonスマホ「Fire Phone」の詳細スペックを見る

2014年06月19日 18時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ハイエンドというまでにはいかないスペック
LTE&キャリアアグリゲーションにも対応

 ここからはFire Phoneの主要スペックについて見ていく。まずディスプレーは4.7型液晶でHD解像度(720×1280ドット)。CPUはクアッドコアのSnapdragon 800で2.2GHz動作。メインメモリーは2GB。内蔵ストレージは前述したように32GBまたは64GB。フルHD解像度ではなく、画面サイズを考えても、ミドルハイクラスと言ったところだろう。

4.7型HD液晶にSnapdragon 800の組み合わせ

 メインカメラは13メガピクセルで、F値2.0のカメラを搭載。さらに光学式手ブレ補正機構も搭載し、暗所での強さが強調されている。またスリープ状態から、前述のFireflyキーを押すことで、すぐにカメラが立ち上がる。動画撮影はフルHD止まり。また、Fire Phoneユーザーは、無制限のクラウドストレージに写真をアップできる点もアピールポイント。インカメラは2.1メガ。

他社の主要スマホにはまだ無いOIS(光学式手ブレ補正)をアピールしている

 本体サイズは66.5×139.2×8.9mmで、重量は160g。Kindle Fire HDX 8.9のような極端な薄型/軽量デザインは採用されず、どちらかと言えばやや重め。バッテリー容量は2400mAh。連続通話時間は22時間、連続待受時間は285時間となっている。

 通信機能はLTE/W-CDMA/GSMに対応。LTEの対応はバンド1/2/3/4/5/7/8/17/20(2.1GHz/1.9GHz/1.8GHz/AWS/850MHz/2.6GHz/900MHz/700MHz/800MHz)と広い。さらにキャリアアグリゲーションにも対応している。

 現在はAT&Tからのみのリリースだが、LTEの対応バンドの多さを考えると、AT&Tで販売するためだけに作られたのではないかもしれない。日本での発売は現時点では発表されていないが、日本はともかくとして、他のキャリアや市場で展開される可能性は十分考えられる。

「Amazon Fire Phone」の主なスペック
ディスプレー 4.7型液晶
画面解像度 720×1280ドット
サイズ 約66.5×139.2×8.9mm
重量 約160g
CPU Snapdragon 800 2.2GHz
(クアッドコア)
内蔵メモリー 2GB
内蔵ストレージ 32GBまたは64GB
OS Fire OS 3.5.0
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:13メガ/イン:2.1メガ
バッテリー容量 2400mAh
連続待受時間 約285時間
連続通話時間 約11時間

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン