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コルベット コンバーチブルのお披露目もあり!

主要公道封鎖で日本初開催! 浅間ヒルクライムを見た!

2014年06月18日 17時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩

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シボレー・コルベットが
浅間ヒルクライムでコンバーチブルを発表!

 6月14日の浅間ヒルクライム初日に、GMジャパンは新型シボレー・コルベットの追加車種である「コンバーチブル」を日本初お披露目した。浅間山周辺はコルベットの初代が発表された当時に浅間山火山レースという競技が開催されており、ホンダなどはそのレースでの勝利がきっかけとなって世界に躍り出て、F1の第一期を迎えることとなった。日本の自動車文化の聖地の一つなのである。その自動車文化の聖地に敬意を表して、この浅間ヒルクライムを発表の場に選んだという。

 このコルベット コンバーチブルは、クーペからコンバーチブルに改修する際の重量増がたったの10kgしかない。通常、クーペなどからコンバーチブルを開発する場合、屋根が無いために安全性と剛性確保のために60kg以上の鋼材などで補強をするものだが、コルベットの場合は約10kgという微増にとどまっている。

 その理由は開発当初からクーペ、コンバーチブル、そして耐久レース用のGTEカテゴリーをターゲットにしたC7Rを同時進行で開発していたためだ。奇しくも、コンバーチブルの発表があったその日は、ルマン24時間レースのスタートの日。その2014年のルマンでGT-PROクラスでコルベットC7Rは2位で表彰台に上ったが、そのマシンとクーペやコンバーチブルはオールアルミモノコックがほぼ共通なのだ。つまりルマンで24時間耐え抜いて表彰台に上れるほどの実力を最初から兼ね備えていたからこそ、約10kgの重量増でオープン化が実現できたのである。

 なお、車両価格は「シボレー コルベット コンバーチブル」(6AT)が989万円、「シボレー コルベット コンバーチブル Z51」(6AT)が1159万円という設定。

6月15日にはヒルクライム参加車両として、SUPER GTでもおなじみだった松田秀士さんがハンドルを握り、このコースを走った。屋根の有無など全く問題にならないような素晴らしい走りは周囲の観客を魅了した

新旧コルベット揃い踏み!

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