気に入ったケースに入れて持ち運びたいXperia Z Ultra
本革を使って自分で作ってみよう!
筆者がソニーの6.4型Androidタブレット「Xperia Z Ultra」を使い始めてから、2ヵ月が経った。初のAndroidタブレットだが、毎日持ち歩く大事な相棒となっている。そして、大事に使うとなるとケースに入れたいところだが、なかなか気に入ったものが見つからないことも多い。手頃なものの中で探すと、デザインや造りが気に入らなかったり、デザインや造りにこだわると値段が跳ね上がったりしてしまうもの。
そこで考えた。気に入ったものが見つからないなら、作ってしまえばいいのではないだろうか? 本革を使って、Xperiaのスリーブタイプのケースを作るのだ!
革細工って難しいんじゃないの?
革細工というとハードルが高そうなイメージがあるかもしれないが、意外にそんなこともない。時間をかけて丁寧につくってやれば、個人でも既製品と変わらないくらいの出来のものに仕上がる。今回は「簡単に作る」をテーマとし、必要最低限の工程だけで作れるケースの作り方を紹介する。必要な材料および道具は以下の通りだ。
- 革 約2500円
- 縫い針 約200円
- ロウ引き糸 約250円
- 菱目打ち 約1000円
- カッター 約1000円
- 切り口処理剤 約300円
- ハンマー 約500~1000円
- 定規(線をひくために使う。30cm程度の長いものを用意)
すべて東急ハンズやユザワヤといった、大きめの工芸コーナーを用意している店舗なら揃うはず。ネットの通販を利用してもよいだろう。
工具も含めると、費用は大体6000円くらい。材料だけだと大体2750円くらいだ。質の良い本革ケースを買おうと思うと大体1万円前後はすると思うので、工具を含めても既製品を買うよりは安く済む。
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