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製作の過程を前後2回、写真で紹介

意外に簡単!? 本革でXperia Z Ultraのケースを作ろう!

2014年06月30日 13時30分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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なかなかイメージが湧きにくいと思うので、初めに完成品の写真を載せます! 前編・後編に分け、この本革ケースを作っていきます

気に入ったケースに入れて持ち運びたいXperia Z Ultra
本革を使って自分で作ってみよう!

 筆者がソニーの6.4型Androidタブレット「Xperia Z Ultra」を使い始めてから、2ヵ月が経った。初のAndroidタブレットだが、毎日持ち歩く大事な相棒となっている。そして、大事に使うとなるとケースに入れたいところだが、なかなか気に入ったものが見つからないことも多い。手頃なものの中で探すと、デザインや造りが気に入らなかったり、デザインや造りにこだわると値段が跳ね上がったりしてしまうもの。

 そこで考えた。気に入ったものが見つからないなら、作ってしまえばいいのではないだろうか? 本革を使って、Xperiaのスリーブタイプのケースを作るのだ!

今回用意したのはチョコレート色のオイルレザー。30×30cmで2500円程度。いい革だ

革細工って難しいんじゃないの?

 革細工というとハードルが高そうなイメージがあるかもしれないが、意外にそんなこともない。時間をかけて丁寧につくってやれば、個人でも既製品と変わらないくらいの出来のものに仕上がる。今回は「簡単に作る」をテーマとし、必要最低限の工程だけで作れるケースの作り方を紹介する。必要な材料および道具は以下の通りだ。

  • 革 約2500円
  • 縫い針 約200円
  • ロウ引き糸 約250円
  • 菱目打ち 約1000円
  • カッター 約1000円
  • 切り口処理剤 約300円
  • ハンマー 約500~1000円
  • 定規(線をひくために使う。30cm程度の長いものを用意)

 すべて東急ハンズやユザワヤといった、大きめの工芸コーナーを用意している店舗なら揃うはず。ネットの通販を利用してもよいだろう。

 工具も含めると、費用は大体6000円くらい。材料だけだと大体2750円くらいだ。質の良い本革ケースを買おうと思うと大体1万円前後はすると思うので、工具を含めても既製品を買うよりは安く済む。


ソニーストア


 

(次ページ、「まずは裁断から!」に続く)

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