Bay Trail-Tの最新モデル「Atom Z3795」を採用
「LaVie Tab W」で採用されているCPUはIntel Atom Z3795(1.6GHz)で、2014年4月に発表された新型Atom Z3000シリーズのなかでも最上位のモデルだ。4コア4スレッドで動作し、バースト時の最大周波数は2.39GHz。SDP(消費電力量の目安)は2Wと優れた省電力性能を誇る。
ストレージには64GBのeMMCが利用されている。試用機で使われていたのはサンディスクの「SEM64G」で、Cドライブの容量は48.5GB、実際に利用できる空き容量は31.7GBだった。
「Windowsエクスペリエンスインデックス」で実力チェック
続いて「LaVie Tab W」のベンチマーク結果をご覧いただこう。Windows 8.1の快適さを表わす「Windowsエクスペリエンスインデックス」(Windowsシステム評価ツールの結果)では、CPUの処理能力を表わす「プロセッサ」が「6.5」、メモリーのアクセス性能を表わす「メモリ」が「5.5」、デスクトップの描画性能を表わす「グラフィックス」が「4.4」、ゲームプレー時の3D描画性能を表わす「ゲーム用グラフィックス」が「3.8」、ストレージのアクセス性能を表わす「プライマリハードディスク」が「6.3」という結果だった。
試用機のWindowsエクスペリエンスインデックス (Windowsシステム評価ツールの結果) |
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プロセッサ | 6.5 |
メモリ | 5.5 |
グラフィックス | 4.4 |
ゲーム用グラフィックス | 3.8 |
プライマリハードディスク | 6.3 |
「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィックス」のスコアが低いが、GPUとしてCPUに内蔵されたIntel HD Graphicsを利用していることを考えれば妥当だろう。ゲームをプレーしないかぎり3D描画性能は必要ないため、日常的な利用には問題ない。CPUとストレージのスコアは高めなので、文書作成やネット閲覧、簡単な画像編集程度にならストレスなく使えるはずだ。