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極薄8.95mm! 使い勝手向上の2in1タブレット「LaVie Tab W」

2014年06月17日 13時00分更新

文● 高橋量

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Bay Trail-Tの最新モデル「Atom Z3795」を採用

 「LaVie Tab W」で採用されているCPUはIntel Atom Z3795(1.6GHz)で、2014年4月に発表された新型Atom Z3000シリーズのなかでも最上位のモデルだ。4コア4スレッドで動作し、バースト時の最大周波数は2.39GHz。SDP(消費電力量の目安)は2Wと優れた省電力性能を誇る。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」から「CPU」を確認すると、4コア4スレッドで動作しているのがわかる

グラフィックス機能としては、CPU内蔵のIntel HD Graphicsを利用する

メモリーはLPDDR3の4GB。前モデルの2GBから容量は2倍になっている

 ストレージには64GBのeMMCが利用されている。試用機で使われていたのはサンディスクの「SEM64G」で、Cドライブの容量は48.5GB、実際に利用できる空き容量は31.7GBだった。

タスクマネージャの「パフォーマンス」から確認できるストレージの詳細情報。試用機ではサンディスク製の「SEM64G」が使われていた

ストレージのパーティション構成。Cドライブには48.51GB割り当てられている

Cドライブの空き容量は31.7GBだった

「Windowsエクスペリエンスインデックス」で実力チェック

 続いて「LaVie Tab W」のベンチマーク結果をご覧いただこう。Windows 8.1の快適さを表わす「Windowsエクスペリエンスインデックス」(Windowsシステム評価ツールの結果)では、CPUの処理能力を表わす「プロセッサ」が「6.5」、メモリーのアクセス性能を表わす「メモリ」が「5.5」、デスクトップの描画性能を表わす「グラフィックス」が「4.4」、ゲームプレー時の3D描画性能を表わす「ゲーム用グラフィックス」が「3.8」、ストレージのアクセス性能を表わす「プライマリハードディスク」が「6.3」という結果だった。

試用機の「Windowsエクスペリエンスインデックス(Windowsシステム評価ツールの結果)」

試用機のWindowsエクスペリエンスインデックス
(Windowsシステム評価ツールの結果)
プロセッサ 6.5
メモリ 5.5
グラフィックス 4.4
ゲーム用グラフィックス 3.8
プライマリハードディスク 6.3

 「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィックス」のスコアが低いが、GPUとしてCPUに内蔵されたIntel HD Graphicsを利用していることを考えれば妥当だろう。ゲームをプレーしないかぎり3D描画性能は必要ないため、日常的な利用には問題ない。CPUとストレージのスコアは高めなので、文書作成やネット閲覧、簡単な画像編集程度にならストレスなく使えるはずだ。


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